第4話 旅は道連れ8
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「どうしてそう、
はなれて行くのさ。
分かった! お姉さん、
もしかして
しりとりが苦手なの?
だったらぼく、
手伝ってあげるよ。
心配なんていらないよ。
いい?
始めはぼくからだよ。
しりとり→リンゴ」
オーティスが、
強引にしりとりを
始めてしまいました。
そこでシャロルは、
このやっかいごとを
早くすませて
しまおうと考えました。
「リンゴ→ごはん」
「あ!
もう“ん”がついちゃったよ。
そこはゴリラに
すればよかったのに。
ダメだなぁ。
じゃあ、
今回だけはぼくのほうが、
“ん“の前の文字の
“は”から始まる
言葉を探すよ。
そしたらしりとりを
続けられるものね。
じゃあね、はがき。
さあ、今度は“き”だよ」
シャロルとしては、
しりとりを終わらせて
しまいたいのです。
しかしいくら彼女とて、
オーティスにはなかなか
強く言えません。
オーティスがしりとりを
続けようとするたびに、
彼女の銀でできたような
きらきらと光るひげが、
ヒクヒクと動きました。
それでもやはり、
オーティスのおそろしさ
にはかないません。
シャロルはがらになく
いかりをおさえて、
しかたなく答えました。
「はがき→きこりさん」
オーティスが、
すかさず言いました。
「きこりさんなんてダメだよ!
ネコのお姉さん、
ここは“きのこ”にすれば
よかったのに。
ね、
”きのこ“にしときなよ」
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2025年12月24日です。
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