表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/54

第1話 たんじょう日の準備18

イヴやミルクとその仲間達が、

オーティスのたんじょう日の準備をしていると

とつぜんのトラブルにみまわれて……

対象:小学校四年生位~ 

読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆

 そう、

そうなのです。


自画像(じがぞう)

自分(じぶん)だけの(きょく)

(たし)かに素敵(すてき)です。


けれどそれは

りっぱすぎて、

オーティスには

自分(じぶん)とは(すこ)しかけ

はなれている()

するのです。


それに、

どんなにりっぱな

自画像(じがぞう)()っていても、

どんなに(いさ)ましく(きょく)

(うた)われたとしても、

本当(ほんとう)自分(じぶん)がゆうかんだと

()(こと)にはなりませんからね。


またイヴが

たんじょう()(つく)る、

ケーキやごちそうの

数々(かずかず)(たの)しみですが、

それはオーティスの

たんじょう()だけの、

特別(とくべつ)(いさ)ましい(もの)では

ない()がするのでした。


しかしオーティスは、

そこまでは()かっていても、

じゃあいったい

(なに)がほしいのか、

それはまだ自分(じぶん)でも

分からなかったのです。


 ダイは(はたけ)仕事(しごと)

きたえられた、

たくましい(りょう)うでを

こしに()てて、

(すこ)(かんが)えた(あと)()いました。


「じゃあ、

こうしよう。

(わたし)(きみ)とで、

この(なつ)(おとこ)同士(どうし)

(たび)()かけよう。

()つのはテントと

ねぶくろとなべ(ひと)つ。

そして(なつ)(じゅう)あちこち

二人(ふたり)(たび)して

(まわ)ろうじゃないか。

コウスケと

ペペみたいにね」


 するとオーティスの(かお)は、

ぱっと(あか)るくなりました。

ダイを()()は、

きらきらとかがやいています。


「どうだい。

いっしょに()るかね」


「もちろんだよ」


 そこでオーティスと

ダイは指切(ゆびき)りをしました。

二人(ふたり)だけの、(おとこ)約束(やくそく)です。

読んでいただき、ありがとうございます。

次回の掲載は2025年9月22日です。

〇注意:作者がコメント欄を読むこと、

またいかなる場合もコメントへ

返信することはございません。

読者の方のコミュニティーとして

節度ある使用へのご理解に感謝いたします。

〇注意:この作品は 『小説家になろう』、

『カクヨム』、『Novel days』に

同時掲載しております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ