詩 かたい部屋の少女
ーーその悲劇の一つは、認識の違いから起こる。
誰とも もう触れ合いたくないよ
見つからない場所探して ずっと隠れている
まだまだ 見つからないままでいて
この心は全然癒えていないの
もう一つの目で見ていた世界は残酷で
痛みを感じる心だけでも
変わってあげたかった
こんな深くて暗い場所に閉じこもる前に
何とかしてあげたかった
ドアをたたかないで
そっとしておいて
まだまだ心が癒えないの
何もしゃべりたくないわ
何も見たくないわ
何も聞きたくないわ
今無理やり手を引いてここから出そうとするなら
きっとこの心は壊れてしまう
「ストーリー」
悲しいことがあるなんて、みんな同じなんだ。
お前だけが不幸だなんて思うなよ。
そんなところで拗ねてないで早く出てこいよ。