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こまかい詩集

詩 かたい部屋の少女

作者: 仲仁へび





ーーその悲劇の一つは、認識の違いから起こる。





 誰とも もう触れ合いたくないよ


 見つからない場所探して ずっと隠れている


 まだまだ 見つからないままでいて


 この心は全然癒えていないの


 もう一つの目で見ていた世界は残酷で


 痛みを感じる心だけでも


 変わってあげたかった


 こんな深くて暗い場所に閉じこもる前に


 何とかしてあげたかった


 ドアをたたかないで


 そっとしておいて


 まだまだ心が癒えないの


 何もしゃべりたくないわ


 何も見たくないわ


 何も聞きたくないわ


 今無理やり手を引いてここから出そうとするなら


 きっとこの心は壊れてしまう




「ストーリー」


 悲しいことがあるなんて、みんな同じなんだ。


 お前だけが不幸だなんて思うなよ。


 そんなところで拗ねてないで早く出てこいよ。



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― 新着の感想 ―
[一言] 人の心理を理解することは難しい 自らでさえも 心の動きを理解できていないのだから 専門に学んでいる人でさえ 数多くの事例から 汎用的な 一般的な 多くの人が当てはまる共通解が得られてるだけ…
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