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仲間1
さっき聞こえた声からして、そんなに遠くない、はず。
それに、なんか凄い音がするんだが。
バキバキとか、ドシンとか、その他色々な破壊音が。は
「おっ」
やっとかな。
待っていたぞ、獲物たちよ。
獲物か知らんけど。
場合によってはテイムかな。
モフだった場合は。
ま、とりあえずいってみよ。
足音を忍ばせて音源に近づくと……
二匹が壮絶な戦いを繰り広げていた。
俺から見て左側に見知った黒熊君が。
よく会うな、熊くん。
前回、出会いが云々って話をしたけども、もしかすると、熊くんとのそれが運命だったりするの……?
そうならば、是非やめて頂きたい。
正直に言って、あんまり可愛くない。
そして、右側には美しい銀色の毛並みと鋭く輝く緑色の瞳をもった、大きなオオカミがいた。
それを見た途端、ひらめいてしまった。
まずは、右手を黒熊君に向ける。
ちなみに、右手がうずくー、とか言っても、魔法は使えないよ。
それはただの中二病の初期症状。
んで、
「電光」
間が空いてすみません。
これからは、週一のペースでいきます。
これからもよろしくお願いします。