これからの方針
こんにちは。
六話目です。
二日連続投稿。
例によって、あとがきにプチお知らせ。
さて、まずはこれまでの事を整理しよう。
まず、地球で登校していた。
そして、爺さん(自称神)の手違いで、なぜか異世界に転移してしまった。
で、そのお詫びの、プレゼントとしてもらった、かん、けん師匠で、魔法が使え、なんか色々倒してスライム君達をテイムして今にいたる、と。
うん、我ながらとんでもねぇわ。
2行目からぶっ飛んでる。
でも、まあスライム君達が可愛いから許す。
プニプニ。
そういえば、モフモフもほしいな。
いずれ、またテイムしよう。
さて、気を取り直してこれからの方針を真面目に考えよう。
行動の候補は二つ。
ひとつは、現状維持。
このまま森で暮らす方法ね。
もうひとつは、何とかして町にでる。
どうやって、というのはおいといて。
まあ、只俺としては後者を選びたい。
だって、せっかく異世界に来たんだよ?
凄い確率だよ?
なのに、ニート生活ってどうなのよ?
もったいなすぎるでしょう。
でも、どうやっていこうかなぁー。
うーん、うーん。
◆考えること8分◆
よし、決めた!
まずはスライム君達の強化をする。
その中で出会いも探す。
誰かと会って道案内してもらいたい。
できれば可愛いといい。
そう。
出会い。
一期一会という言葉もあるように、それは偶然の積み重ねで起こる。
こんなところまで神様に連れてこられたんだ。
きっといい出会いが待っているだろう。
さて。
そうと決まれば、スライム君達の強化に入ります。
まずは、手頃なモンスターを捕まえて来ないと。
では。
「いってきまーす」
スライム君達が行ってらっしゃいしてくれた。
可愛い。
とはいったものの、こういうときに限ってなにもでないんだよな。
イヤー、ほんとに何もいない。
君の悪いほど何もいない。
仕方無い。
待つか。
何して?
もちろん、ステータスの確認さ。
「【マジックボード】」
☆ ☆ ☆
御木 裕太郎(人族) LV10
体力:292
魔力:1986
防御:364
俊敏:3608
スキル
火球 氷吹雪 氷魂 従魔契約 電光 身体能力強化
固有スキル
鑑定 検索
概要
転移者
☆ ☆ ☆
うん、強くなってるね。
まあ、防御が変わってないのはしょうがない。
攻撃くらってないからね。
それいがいは確実に伸びてる。
あんまり走ってないから俊敏の伸びはビミョーだけど。
あと、LVも上がってる。
やっぱりブラックベアー強いのか。
だとすれば、意外と俺って強いんじゃない?
そのとき、
『グワァァ……』
『ギャンギャン……』
どこか近くないところでモンスター達の声が聞こえた。
「よし、いってみるか」
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