テイム
こんにちは。
四話目です。
本日二話め
「ふぁああぁ」
目が覚めたら一面真っ白。
「うおっ、ここどこだ!?」
あっ、そうだ。昨日転移しちゃったんだった。
あの爺さん(自称神)め。
て言うか、昨日は本当に色々あった。
色々ありすぎた。
三年分疲れた。
カツ丼食べたい。
ゼリーでもいい。
氷の家を出ると、きれいな朝焼けが見えた。
ただ、木々に隠れているのがもったいない。
絶対にイン〇タ映えする。
いや、イ〇スタやってないけど。
だけど、この光景だけを見ると本当に地球と変わらない。
違うのは、例えば、魔物がいることとか……。
それは突然の出来事だった。
目の前にぴょんと青くて丸いものが出てきた。
しかも3つ。
まさか、俺のゼリー食べたいが通じたのか?
しかし、果たして、それがスライムだと気づくのにそう時間はかからなかった。
かわいい。
かなりかわいい。
そして、少し美味しそう(冗談)。
そういえば、昨日から何にも食べてないなぁ。
飼えないかなー。
テイム出来ないかなー。
A,できます。
右手をスライムに向けて【従魔契約】と言って下さい。
うおっ、出来るんだ。
流石魔法。
いや、すごいのは教えてくれるあんたか。
そういえばあとであんたについても調べなきゃな。
とりあえず、まずは
「【従魔契約】」
契約できました。
契約できました。
契約できました。
スライム 〔魔物〕LV1 ×3
体力:52
魔力:3
攻撃:11
防御:13
俊敏:16
スキル
吸収 分裂 合体
固有スキル
無し
概要
従魔
ほう。
これはあれだな。
ステータスだな。
ただ、すごいのか。
比較出来ない。
そういえば自分のステータス見れないのかな?
A,【魔板】で見れます。
成る程。
「【魔板】」
仁儺木 裕太〔人族〕 LV7
体力:253
魔力:1456
防御:364
俊敏:3578
スキル
火球 氷吹雪 氷魂 身体能力強化 従魔契約
固有スキル
鑑定 検索
概要
転移者
何か魔力と俊敏がすごい事になってる。
LVが7なのは昨日何か倒したからかな。
それより。
おそらくだが、頭の中に響いて来る声は、鑑定と検索スキルっぽい。
ありがとう、鑑定と検索。
これからは《かん師匠》と《けん師匠》と呼ばせて頂きます。
で、問題は…………。
読んでくださりありがとうございます。
本編の補足です。
ふつうのひと LV1
体力:200
魔力:500
防御:200
俊敏:1000
こんなかんじです。
魔法は殆んどのひとが使えません。
次もよろしくお願いします。