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魔法

こんにちは。


三話です。


『ギシャァァァァ!!』


『グワァッ』


 うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

  何、何!?

  なんかおっきいのとちっちゃいの二匹が出てきたんだけど!?


  よし、とりあえず逃げよう!


  こういうときは逃げるが勝ちだ!

 残念ながら、俺のそこそこ優秀な頭脳もこういうときは役に立たない。


  って、速くねあいつら!?


  何か距離縮まないんだけど。

  何て種類なの!?


  A,おっきいのがブラックベアー、

  ちっちゃいのがゴブリン達です。


  「!?」


  誰!?


  思わず立ち止まってしまった。


『ギィヤァァァァァァ!!』


『ガアアァァァァ』


『ガァッ、ガァッ』



  「〇〃≧∞$¥≠!?」



  止まっちゃだめです。


  変な声出ちゃった。


  そういえばこの世界に魔法何てあるのかな、何て走りながら考える。

  走りながら。



  A,あります。

  しかし、使えない人の方が多いです。



  またでた!?


  でも、あれだね。

  声が聞こえるんじゃなくて頭の中に直接響いて来るかんじ。

 

 テレパシー、的な?

  疑問を頭に浮かべると聞こえるのかな?


  やって見よう。


  俺でも魔法使える?


  A,使えます。

  ためしに右手をゴブリンに向けて【火球(ファイヤーボール)】と言って下さい。


  魔法使えるらしい。


  それでは。

  走りながら後ろを向き、ゴブリンに右手を向ける。


  「【火球(ファイヤーボール)】!」


  『ガァアアァァァ!』


  おお、何か青色の粒子になってゴブリンが消えていった。

  死ぬとああなるのかな。


  もう一度、

「【火球(ファイヤーボール)】!!」


『グアァァァァ』



  ゴブリン殲滅完了、ブラックベアー退治に移る。


  「【火球(ファイヤーボール)】!!!」


  『ギャアアァ』


  当たったんだけどそのまま走って来る。

  予想はしてた。

  ブラックベアーって、でかいし上位種だよね。


  こういうときこそ、

  どうしたらブラックベアー倒せる?


  A,【氷吹雪(アイスブリザード)】を使って下さい。


  OK、

  「【氷吹雪(アイスブリザード)】!!」


  『ギャアアァァァァァァァァ!!』


  よし、ブラックベアー退治完了。

 


  なんだけど、何か寒い。

  さっきの【氷吹雪】、すごい冷気で攻撃してたからなー。


  逃げ疲れたし。

 ……あっ!


「──っ、はあっ、はあっ、」


  忘れてた。

  何処で寝よう。


  A,【氷魂(アイスブロック)】で氷の塊をつくって、

  【身体能力強化(パワーアップ)】で積み上げて下さい。


  ああ、成る程。



  そうやって作るんだね。

  魔法って便利だわ、本当に。

  では早速。


  「【氷魂(アイスブロック)】、【身体能力強化(パワーアップ)】!」



  氷魂(アイスブロック)一回だと1×1×1メートル位の氷が一つ出来る。


  なので、


  「【氷魂(アイスブロック)】、【氷魂(アイスブロック)】、【氷魂(アイスブロック)】、【氷魂(アイスブロック)】、【氷魂】、【氷魂】、【氷魂】、【氷魂】、【氷魂】、【氷魂】!!」



「ふうっ、イヤー、初めて作った家がまさか魔法とはな。それにしても、そこそこいいできじゃん」


  出来た家で、とりあえず寝ます。


  今日は色々ありすぎた。



  「おやすみなさい」

読んでくださりありがとうございました。


次もよろしくお願いします。

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