閑話
最近は、本当に暑くなってきましたね、ね。
特に、都会は。
体が溶けそう。
宣言通り、閑話です。
《神様視点、神界にて》
あの者──ユータを送り出してから早1週間。
始めに会った時はどうなるものかと心配したが、彼女──なんといったかな、ほら、あの髪の白い──も手伝ってくれるようでひと安心じゃ。
儂も、本当はもっと早くに気がつきたかったんじゃが、相手の動きが手慣れていて見破れんかった。
ふと、目の前にTVが現れる。
まっ、儂は神じゃからの、このくらいはできて当然じゃ。
そこには、ユータたちが写されていた。
こうして、一応は見守っている。
いくらなんでも、放り出してそのままでは、あまりにも無責任すぎるからの。
突然、ぼっという音とともに、TVと儂の間に人が出現する。
一瞬、誰かと警戒したが、霧が晴れるにつれ、顔が見てとれると、ひと安心した。
「よぉ、カルミティスのじっちゃん」
「ふむ、久しいの、ゼリム」
現れたのは、たくましい青年の姿をした同業者。
とはいっても、年は相当なものなはずだ(人間基準だと)。
「ん? そんなに久しいか? 前に会ってからそんなにたってない気がするが」
「そうだったかの。わしも、年だのぅ」
「はっはっは、やっと気づいたか」
「そんなことより、どうしたんじゃ、急に? 何かあったのか?」
「年っちゅうのも大事なことだと思うんだがな。まあいい、本題だ。俺らのつくった、あの世界のことなんだがな、ちぃと大変なことになってるぞ」
あの世界、とは、恐らくユータを送り出した、今までテレビでみていた世界のことだろうな。
「ふむ、一応気づいておったが」
「おお、そうか、それなら話が早い。じいさんボケちまって、一から説明するつもりだったから、手間が省けた」
「いちいちわしを老人扱いするでない」
「あの世界の異変と黒幕について、俺も少し調べてみた。そうしたら、なんと、驚くぜ、なんだと思う?」
「なんなのじゃ」
ゼリムはタメてから口を開く。
「《アイツら》の《アレ》が影響していそうなんだ」
「──っ! なんと! それにはもう少し時間がかかるんじゃなかったのか。予定より300年は早いぞ」
「あぁ、そうなんだよ、早すぎる。どう早く見積もってもあと100年はかかる。じいさん、どう思う」
「計算の基となる情報が間違っていたか、ニセ情報を与えられたか、それか──」
ゼリムがわしの後を引き継ぐ。
「誰かが強引に【覚醒】させようとしているか」
「しかし、あれが【覚醒】するとなると……」
「間違いなく大変なことになるな。それに、【覚醒】して得をする人物が居るとは思えない。だが、その時が来るのは確実に早まっている」
「わかった。わしのほうでも調べてみるわい」
「頼んだ。いくらボケてても人手は多いに越したことはない。じゃあな、俺は帰ってやることがある」
そう言うと、ゼリムは来たときと同じように、煙に包まれて、やがて消えていった。
TVには、楽しそうに話しているユータたちが写し出されていた。
「さて、じゃあわしも働くとするかのぅ」
そう呟くと、pcのようなものを出現させた。
これは、神界のデータベースに繋がる。
そこには、神々の情報が載っている。
確か、《アレ》についても乗っていたはずじゃが、と呟きながら起動する。
画面が発光して、情報が写し出される。
下に、下にとスクロールしていく。
すると、いくつか気になることが見つかった。
「これは……、どういうことじゃ」
驚きに目を見張りながら考え込む神カルミティス。
すっかりイマドキの、ITじいさんになってしまったカルミティスだが、彼の予想よりも遥かに早く、そして遥かに大きな規模で事態は急変していたのだが……。
それを彼らが、神々が知るのはもう少し先の話である。
はじめはこんなことになるなんて思ってなかった。
勝手に物語が独走し始めました。
いやほんとに《アレ》って何!?
《アイツら》って誰ですか!?
何が【覚醒】するんでしょう!?
誰かオシエテクダサイ。
ということで、作者は迷宮を攻略します。
そうそう、今日は8月15日ですね。
今日はなんの日でしょうか?
終戦記念日、お盆。
まあ、間違ってはいないですが。
皆さん、『カゲロウデイズ』という作品をご存じでしょうか?
カゲロウプロジェクト、カゲプロ、メカクシティアクターズ、等とも呼ばれたりします(すこしずつ違うものなのですが)。
今日はその記念日なのです。
YouT●beで、『カゲロウデイズ』や『サマータイムレコード』のコメント欄みてみてください。
大いに賑わっているはずです。
また、小説、楽曲、アニメなどもあるので、ぜひ調べてみてください。
面白いです。作者は大ファンです。
お陰で中二病が入りました。
ちょっと話しすぎたかな。
では。
また。
『目隠し、完了』




