召還3
いいペース、のはず。
どう?
「で? 具体的には何をすればいいわけなのさ?」
「うむ。まず、世界が滅びかけている原因なんじゃがな、実は、裏でこの世界のエネルギーを奪い取っているやつがいる、ようなんじゃ」
「そこまでわかってるんなら、じいさ、ごほんげふん、神様が自分で調べればいいじゃん」
「それなんじゃがな、実は神々の世界では、あまり下界に干渉してはいけない、というルールがあるんじゃ。だから、お前さんにスキルを与えたのも、ほんとうはギリギリなんじゃぞ。ばれたらどうなることか…………」
「なるほどな…………」
神様の世界も、たいへんなんだなぁ。
で、どうすればいいんだ?
「で、お主の仕事なんじゃが」
心を読まれた!?
「とりあえず、そのエネルギー事件の黒幕を止めればなんとかなるはずなんじゃ。だから、まずはそいつを突き止めることだな、最初は」
「で、なんか手がかりとかはないのか?」
「それなんじゃがな。できる範囲で探ってみたら、どうやらどこかの国の大臣クラスの人間だということは分かったんじゃ。ただ、それ以上は無理じゃった」
「大臣か………。分かった。まあ、やってみるよ。」
「そうか。感謝するぞい。っと、時間のようじゃ。」
「分かった。じゃあな、じい、神様」
「おう、またなぁ。」
徐々に空間が光始めた。
そのとき。
「そうじゃ、いい忘れておったが、あのスキルたちは返してもらうぞぉい!!」
「な!? ちょっ、おい! きいてないぞ!?」
俺の叫びもむなしく、おれは元の世界に戻ってきてしまっていた。
少ないけどペースをあげたい。
頑張ります…………!




