表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/26

新入り②

作者「こんちは。


   明日からテストなんです。


   だから、ね?」


メル「意訳:遅くてほんとごめんの言い訳」


作者「ハイということでどうぞ」

 《???視点》


 私の前に仁王立ちになったオオカミの後ろから、人が出てきた。


「やあ」


 その人はどうやら私に話しかけたようだった。

 だって私以外に人いないし。


 と、その人の後ろから、さらに出てきたものに目を疑った。

 それは、オオカミたちだった。


 ぱっと見、何匹って程度じゃない。

 何十匹はいる。


 まさに、うじゃうじゃという言葉が似合う。


 しかし、前のオオカミは銀色なのに対し、他のは黒い体毛をしている。


 それに、やや小さい気もする。




 それと、一番大事な問題。


 この人たちは私に何をするつもりなの?


 まあ、どの道いい運命ではないと思うけど。



「うーーん、ここじゃあなんだし、とりあえず着いてきてもらおうか」


 私は無言でうなずく。

 こんな状況で喋ろと言う方が無理だ、と思う。


 私がうなずいたのを見ると、その人はさっきの銀色のオオカミにまたがって行ってしまった。


 私は慌てて着いていく。

 それ以外の道はないんだし。

 多分。


 歩きながら考える。


 この人は何者なんだろう?

 魔法使えるっぽいオオカミその他大勢を従えているあたり、只者ではない、はず。


 そして、どこに向かっているんだろう。

 見た感じだと、森の最奥部に向かっているみたいだけど。


 ここの森は大陸の中でも危険で強力な魔物がいる、と噂のところだけど、大丈夫かなぁ? という考えをかき消す。


 この人はオオカミこんなに連れているんだし、危険になる未来が想像できない。


 やっぱり、大丈夫そう。



 と、突然その人が立ち止まった。


 下を向いて歩いていた私は危うくぶつかるところだった。


 そして、そこにあるものにも、いま気がついた。



 その人が振り返って口を開いた。


「ようこそ、我が城へ」


 その人が指をさしたそこには白くて、本当に城のような建物が建っていた。


 その素晴らしさに驚くあまり、なぜこんなところに? と思うのが遅れた程だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ