異世界へ①
こんにちは。
2話です。
今回は長めです。(個人的に見て)
「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
『ギシャァァァァ!!』
『グワァッ』
どうしてこうなったぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
◇数時間前、地球◇
「ふああぁぁぁ」
……眠い。
ものすごく眠い。
でも学校行かなきゃ。
はあぁ。
格闘の末に登校している。
学校。
それを好きな人はほとんどいないだろう。
ちなみに俺はまだそんな人に会ったことはない。
あぁ、学校めんどい。
はあああぁぁぁぁ……。
ちなみに学校、schoolは元々は自由なって意味らしい。
全く、どこが自由なんだか。
うん、ガキ供今日もうるせーなー。
こっちは今日も眠いんだよ。
なぜか、な、ぜ、か、小学生と同じ通学路。
まあ、地元の県立学校だから、仕方がないとも言える。
ん?
あれ、なんだろう。
立ちくらみかな。
なりやすい体質で昔から苦労している。
ふらっときてバタンである。
でも?
なんだろう、なんか違う。
これは、そう。
なんか体に力が入らないというより、力が抜けいてっている感じ。
あっ!
ち、くしょ、う…………。
ここは、どこだ?
まずわかるのは、見慣れた通学路ではないということ。
だって、見たかんじどこまでも真っ白な空間が続いているだけ。
本当にどこまでも。
でも、よく見ると、所々赤とか緑とか黄色の光が空間を引き裂いて漏れてきてる。
……マジでここどこだ?
「うぉっふぉん!」
「うわああぁぁぁ!?」
誰!?
「おっと、驚かせてしまったかの。儂は神じゃ」
いや、絶対驚かせる気満々だっただろ!
とは口に出さず。
背後にいたのは60歳位のおじいさん。
だって、白い髭が足元まで垂れてるもん。
「えっと、こんにち、は?」
「うむ。それで、何か聞きたいことはないかの?」
「そうですね……。ではまず、貴方は?」
「儂か?儂はの…………」
十分過ぎる間をとって出た答えは、
「神じゃ」
それはさっき聞きましたから。
「神の中でも、とある世界を見守っている神じゃ。」
それが聞きたかった。
「では、ここは?」
「ここは儂の部屋じゃ」
「僕は何故ここに?」
「聞きたいか?」
「はい」
めっちゃ聞きたいわ!
「実はの、儂はここに地球の生き物をつれてきて飼うのが趣味なんじゃ。ほれ」
そういって目の前の爺さん(自称神)は俺の後ろを指差す。
そこには、沢山の生き物が。
鳥もいれば牛もいる。
蛇もいれば亀もいる。
中にはあれ絶対あぶないよな、という奴も。
爺さん(自称神)は続ける。
「でな、今日も連れて来ようとしたら……」
来ようとしたら……。
「お主がかかってしまった」
はぁ?!!?
読んでくださり本当にありがとうございます!!
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又、書き始めたばかりの初心者なので、欠けている所も多いと思います。
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僕なりに改善しようと思います。
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