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『うちを酔わせて。』

作者: 詩織






「うちな~ あん人が浮気性やて 言うんよ、」




「だって、ほんまやない(笑)」




「そないなことないでぇ」




「うち あん人にベタぼれやんか~♪」




「なかなか…わかって貰えへん…」




「悲しいな~」




「なんや 呑んでるん?」




「顔がこぅなってるえ?」




「酔ったときぐらい、


 愚痴 云わせてぇな、、、」













あだ名は浮気性。



コロコロ気持ちが変わるからやて…



いろんなこと言われます、



最初は、うちかて

純白なんやで、





お日さんが、


「きれいだよ、きれいだよ、」って、


云うんやもん…



恥ずかしぃて


ほっぺが紅こぉなるんやん♪




どうせなら、


うちぃ、、、


あんたに褒められたい


(笑)






今朝も雨やったの



気持ちよかったっ、



ほかの子ぉも嬉しそうやったわ



人さんには、邪魔な雨も



うちらには神さんの贈り物やわ~




挿絵(By みてみん)

酔芙蓉すいふよう





朝は、真っ白で咲き


夕方には真っ赤になります。


まるで花が酔うようやと

云われてます。







こんな、恋したい、、、


(笑)


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― 新着の感想 ―
[良い点]  酔芙蓉という花、初めて見ました。  白く咲いて、時間が過ぎると写真のような赤になる。  きっとなにか考えがあってのことでしょうが、なんとも不思議な花ですね。    ちなみに。  私はめっ…
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