始まった数学のテスト
4月8日、久野中学で入学式が行われていた
「で、あるからして~.....」
長々とした校長先生の話の最中のようだ
(なっげーなぁ...さっさと終わらないかなぁ)
そう思うとアクビをする日向魁斗
「なぁ、いつ終わるのかな」
隣の氷河雅史に声をかけられた
「しらねぇよ....]
軽く流す魁斗
「これで終わります」
校長先生が舞台を降りた
「おっしゃ、もうすぐ終わる」
氷河が笑っている
5分して入学式が終わった
「ぁ~、長かった」
「けっこう長かったよな。背中イテェ」
笑って会話する氷河と魁斗の背後に忍び寄る人
「よっ!」
と後ろから顔をだす人物
「ぁ、左京!」
後ろから顔を出したのは左京哲
この3人は小学生の頃からの親友
なんと3人とも同じクラスだった
「良かったぁ。二人と同じクラスじゃないと思ってた」
「俺も!いやぁ、良かった」
そして2組の教室に入った
「担任の黒野美羽です。1年間よろしくお願いします」
「ぉ、美人じゃん」
氷河が喜ぶ
「キモすめ...」
ボソッとつぶやく魁斗
「なにをぉぉ」
「変な目で見てるからだろ」
ニヤっとして言う
席が魁斗の後ろの氷河は「チッ」と舌打ちし黙った
(やっぱおもしろいやつ)
とクスクス笑う
「今日は教科書を渡して帰宅となります」
教科書を渡され登校初日が終わった
「うし!魁斗!帰ったら遊ぼうぜ!」
「オッケー!またバスケで勝負だ!」
「おう!」
急いで帰る二人
そして何事もなく1週間が過ぎた
4月16日も何事も無く1日が終わると思っていたが.......
確かに学校は終わった
だけど、夜7時に魁斗の元に電話がかかってきた
「....?学校から?なんで?」
不思議そうに電話をとった
「はい、魁斗です」
「黒野です。深夜の1時に学校の運動場に集合してください。来ないと退学です」
「わかりました」
そう言うと電話を戻した
「退学で脅しやがって....なんだクソ教師め!」
するとまた電話がかかってきた
「?ぁ、氷河だ」
電話をとった
「はい、魁斗です」
「魁斗!学校から電話来た!?」
「氷河もか!俺も来た!」
「何か知らない?」
「知らない」
「そっか....何があると思う?」
そう聞かれると黙り込む魁斗
「....なんだろう。わかんねぇ」
「ま、行けばわかるか。ぁ、それとさ、私服でいく?」
「いやいや学校だぜ?制服」
「だわな。んじゃ、また学校で」
そう言って切られた
(でも...一体何があるんだ?)
そして1時
続々と集まり出す
「ぁ、氷河!」
見つけるとスグに氷河の元に行った
「魁斗!皆集まりだしたな」
「ぅん」
キーーーーーー!
雑音が出て放送が流れ出す
『いまからテストを始めます。今回は数学!学校からの脱出がんばってください!』
急いで門を確認した生徒がいた
「ダメだ!開かない!」
「ぇ、なんで!?」 「おいおい!」 「ヤベー!誰かぁぁ!」
騒ぎ出す生徒達
「ぉぃ、魁斗」
「なに?」
「皆を見てみろ」
「え?」
皆を不思議そうに見る魁斗
「!!全員2組!」
「そう...」
「キズナでも深めろってか?」
「どうだろう....」
黙り込む二人
「ぉぃ、氷河。あれ」
塀を乗り越えようとする生徒がいた
だが、急に塀が伸び脱出不可能な状態になった
「皆が混乱してる...」
おびえて言う氷河
「そうだ!」
走って行く魁斗
運動場のど真ん中に魁斗が向かった
「みんな!集まってくれ!」
不思議そうに集まる2組の生徒
「これは皆バラバラじゃいけないんだよ。全員で脱出すべきだ。皆協力してくれ」
魁斗の顔に皆断ることが出来なかった
「まずはココに居ても始まらない。校舎の中を探ろう」
一人の生徒が手をあげて前にでた
「電話番号教えたほうがよくない?何かあったときのために」
「そうだね。そうしよう」
全員が電話番号を知った
「よし、じゃ探しに行こう。それで、皆、まず何か見つけたら俺に知らせてほしい」
「オッケー。んじゃ行ってくる」
各自が自由に探し歩く
「氷河。一緒に行こ」
「ぁ、ぅん」
「おれも入れて!」
左京が入ってきた
「職員室行かない?」
左京が提案する
「そうしようか。鍵掛かってたら困るし」
魁斗が言うと職員室に向かった
向かっている途中の3人は無口だった
(なにが目的なんだ....)
そんな感じで3人とも考え込んでいる
「ぁ、あれだ!」
氷河が見つけると3人とも走り職員室に入った
「誰もいないか...じゃぁ誰が放送を?」
左京が言う
「それより探らないと」
氷河が言うと3人とも探り出す
「あれ?2組の教室の鍵以外ない」
魁斗が言うと2人が集まってきた
「ぁ、本当だ。って事は、ほかのとこ開いてるのか?」
「わかんない。ま、おれが教室開けてくる」
氷河がそう言うと出て行った
「んじゃ、探そっか」
「うん」
探るが何も見つからない
先生の本などを探しても全然出てこない
たびたびエロ本が出てくるくらい
「魁斗。パソコン得意だろ。探ってよ」
「オッケ」
魁斗は小1からパソコンを操作していた
「?変なフォルダ...」
フォルダ名は「脱出」
そのフォルダを開いた
「!左京!」
「なに?」
魁斗の見ている画面を見ると...
閉鎖マデ30分ダ。イソゲ
「閉鎖?何をだ?」
魁斗が言う
「...どこかの教室?」
「とりあえず皆に回そう。左京、女子にお願い」
「オッケー」
画面に書かれた物の意味...果たして魁斗達は脱出できるのか!?




