六度目のミス
お前さあ、…ちょっと多くない?これで何度目のミスだ?何回言ったら覚えんの?…
耳栓してもいいですか?猿みたいにうるさいんで。
やる気無いならいますぐ辞めてくれない?他の人に迷惑だからさ。山田くんさ、…頭大丈夫?
あ、お前さ、いつ動物園に戻るの?…ん?あれえ??…耳詰まっちゃいました??職場に戻りますね。
俺は猿に呼び止められた。
やる気 無えならやめろよ!!!!
周りがシーンと静まり返った。
うるせえよ、てめえにそんな権利ねえんだよ。汚え唾飛ばしてんじゃねぇぞ。禿デブ。
俺はそうすて台詞を吐いて職場に戻った。後ろから笑い声が聞こえてきた…
ただ仕事が出来るかどうか、それだけで俺にマウントを取る無能なクズども、カスども、勘違いして優越感に浸るバカどもにはやすい鞭が必要だった。
…あ!山田くんこれ、やっといて。
てめえがやれよ。何自分の仕事俺に押し付けてんの?
山田くーん、怒られた?
怒られた怒られた、… だから?意味のねえ話してくんじゃねえよ。
山田くーん!
触ってくんなよ、いつも気色悪いなおまえ。
山田くんってマジ覚え悪いよね。
そうだな。てめーの次くらいじゃない?
山田くんってさー、いつも怒られてない?笑
お前は俺に怒られたいの?今日、一緒に帰るか?飯奢ってやるよ。笑
こいつらは全員動物園から抜け出してきた猿だ。無能な猿ども。無敵の俺をお前らの腐った脳みその都合で見下してんじゃねえぞ、お前らは黙ってバナナ食ってりゃいいんだ。バカが余計な仕事を増やしてんじゃねえよ。ブサイクな猿どもが…。
?…山田くん、帰るの?
はい。定時なので、毎日残業お疲れさまです。
はあ、今日も終わったか。気の狂った猿共の相手は本当に疲れるな。俺はポケットからタバコを取り出して一服する。夕日が眩しい、そして雲がキレイだ!!!今日は魚にするかなあ。
…俺は自分の頭を優しく撫でて呟いた。
「良く頑張った!」
少し元気を取り戻した俺は、元気の出そうな洋楽をききながら帰ることにした。




