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53.足元にご注意を
明けましておめでとうございます。
亀更新で、下手な小説ですが、今年もよろしくお願いいたします。
『僕』の感覚では、前世の記憶が戻った『祝福の儀式』からここまでの出来事が、1日の間で起きたことになっている。
『僕』が思ってた以上に『ボク』の身体に蓄積されていた疲れや痛み、不安、恐怖などが沢山あって、無意識に、癒しや安らぎを求めて母様の魔力香がするモノを強く手繰り寄せながら、数歩前へ…。
「…マスターっ!!」
なにかに気づいたカグラが、無機質ながらも焦ったような声で僕を呼ぶ。
「…っ!!」
それとほぼ同時くらいに、床が無くなっていることに気付き、慌てて後ろに下がろうした…が、両手が思うように動かない。
僕は衝撃に備えて、目を閉じた。
『僕』→修学旅行で亡くなった主人公
『ボク』→『僕』の『依代』




