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Another WORLD  作者: 刹那
35/54

34.主役のいない誕生日…後編

シリウスと再会するまでの話⑤

-2025/08/08 06:00-地底湖にて


ご先祖が眠る祠へ、氷で作った蒼銀(アイスブルー)薔薇(ローズ)を供える。


(…氷属性のない『堕天使(ルシウス)』が氷の精霊(フウラ)と、契約するまでは、私が代理でご先祖に氷の献花をしなければいけないのだろうな。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

-08:00- 書斎にて


『ラファエル』が朝の祈祷へ行っている間に、今日中に片付けておかないといけない書類へと、手をのばす。


どれくらい時間が過ぎたのだろう。

コンコンと、扉をノックされて、我にかえる。


「…誰だ?」


「…レイブンです。フェンリル卿」


“レイブン“


堕天使(ルシウス)が怪我しているところを保護した有翼族(ウィング)の青年だった。


「…入れ。」


「…フェンリル卿、ガブリエル様から手紙が届きました」

一礼をして入ってきた『レイブン』は、その名前通りに漆黒(レイブンブラック)の髪と翼を持つ。


「…ガブリエルから?」


先代の『ガブリエル』は、マリアの実母で、

マリアが『眠り姫』になった4年前に亡くなっている。


(そんな彼女からの手紙とは、いったい…)


「…えぇ、そうです」


『レイブン』は不思議そうな顔をしながら、夜空(ナイトブルー)の封筒を私に差し出した。







ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【セレナイト教】


氷の精霊王(フェンリル)の子孫であるルドルフ家は薔薇(ローズ)を、

氷の精霊(フウラ)と契約した者は百合(リリー)を、

それぞれの誕生日に供え、感謝を。

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