レンブの実
フトモモ科ジャワフトモモ(学名:Syzygium samarangense)の果実。
漢字で書くと「蓮霧」で、台湾語のレンブーがそのまま日本語にもなっている。
中国語だと同じ漢字で読み方はリェンウー。
【ゲーム大会で優勝したら異世界に招待された】の「第47話:寄り添う心」には、この実をモデルにした「レンムの実」を登場させています。
その話の挿絵の赤い実はレンブの実です。
常緑小高木で4月-5月ごろに白い花が開花する。
果実は様々な色のものがあるそうだが、筆者が手に入れた事があるのは赤色またはピンク。
黒い実が糖度が高くて美味しいらしい。
リンゴと梨を合わせたような味で、サクサクして 爽やかな酸味があるが果汁は少ない。
レンブには、ビタミンC、ビタミンA、ナイアシン、食物繊維、カルシウム、鉄分などが含まれており、淡白な味のわりに栄養豊富。
【レンブのコンポート】
材料:レンブ200g、水250ml、砂糖60g、シークヮーサーの絞り汁小さじ2
作り方
①レンブは四つ切にして内側の黒ずんだ部分などを取り除く。
②鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したらトロ火にしてレンブ・砂糖・シークヮーサーの絞り汁を入れて、コトコト煮る。
③1時間くらいトロ火でじっくり、煮汁にレンブの色が出てくるくらいまで煮たら完成。
ロゼワインのような色合いが綺麗なシロップ煮になります。
煮汁はドリンクとして美味しくいただけます。
甘いのが好きならそのままで。
炭酸割りにしたり、カクテルにしたり、ヨーグルトと混ぜてラッシーを作っても美味しいですよ。