マーニの花
マーニの花。
株式会社SETA異世界派遣部~眠れる魔王と勇者の子孫~に登場する聖女の名前に使用。
コミノクロツグとも呼ばれ、南西諸島に自生する植物です。
ヤシ科クロツグ属に所属する常緑性低木。
渡り鳥のアカショウビンが鳴く頃、森の中で甘い花の香りがしたら、正体はこの植物。
アカショウビンは4月頃から鳴き始め、マーニの甘い香りもその頃から漂い始めます。
筆者は森の中で目を閉じて、その声と香りを楽しむと楽園にいる気分になります。
日本では南西諸島に生え、北限は鹿児島県の離島・宝島。
九州南部や小笠原で栽培されているものがあるそうですが、八重山のものとは少し違うそうです。
マーニの葉から「指ハブ」と呼ばれるオモチャが作られています。
花の香りが素晴らしいので、香水の材料にしているお店があります。
石垣島の於茂登集落にある、香りのアトリエ マキ・ウエダ。
好きな香りを選んで自分だけのオリジナル香水を作ることができるそうです。
月桃、マーニ、テッポウユリ、クチナシ、サガリバナなどの石垣島ならではの植物から抽出した香りを含めた100種類以上の香料が用意されているとの事。
石垣島に観光に来られたら、行ってみてはいかがでしょうか。
香りのアトリエ マキ・ウエダ
沖縄県石垣市真栄里1111-217
090-7711-6005
完全予約制