猫の名前
前回より短いです
目を開けると森の中にいた
「にゃー」
そして俺の肩には使い魔の猫が乗っている
そういえばあの神がステータスと念じればステータスが見れるといっていたな
「ステータス」
《種族ヒューマン生物名サトウ カズキ
ステータス
レベル1
HP 50/50
MP 30/30
攻撃力 5
防御力 5
速さ 10
魔法攻撃力 10
❮スキル❯
成長補正
❮使い魔❯
種族レッサーキャット》
おっでた
ちょっとカッコつけて声に出しちゃった
使い魔の種族がレッサーキャットらしい
そうだ名前を決めてやろう
うーんどうしようかなー
まずは特徴だ
小柄な体型
ベージュの毛
目が茶色
茶色丸いやブラウンキャット
うーん
それから考えること三十分
よし決めた
「お前の名前はラテだ」
「にゃー」
ラテが嬉しそうに頭を俺の顔に擦りつけてくる
俺もラテを撫でてやる
猫ってこんなにふかふかなんだぁ
俺は、生まれて十六年、一度も猫に触ったことがなかったからなぁ
するとどこからか声が聞こえた
《レッサーキャットがサトウカズキのつけた名前を受け入れました》
《種族レッサーキャットに名前がつけられたことにより生物名ラテになりました》
《名前をつけた生物名サトウ カズキは生物名ラテのステータスを見ることができます》
《生物名ラテはネームドモンスターになりステータスが強化されます》
なんかいっぱい聞こえたぞ
たぶんこれで俺はラテのステータスが見れるようになったんだよな
自分のときはステータスだったからラテのときは
使い魔ステータス
《種族レッサーキャット生物名ラテ
ステータス
レベル1
HP 100/100
MP 50/50
攻撃力 20
防御力 30
速さ 40
魔法攻撃力 10
❮スキル❯
成長補正》
ちょっとラテさん強すぎませんか全ステータス俺の倍近くない?
「にゃー?」
こやつこんなに可愛い顔して俺より強いんだが
まぁ俺もレベル上がれば強くなると思うから頑張ろ
これからは
たぶんモンスターを倒せばレベルが上がるからできれば倒したいが
どれくらい強いのか分からないから倒せそうなモンスター以外は戦闘を避けてレベルをあげていこう
あと、この世界の人間に会いたいな
まず、この目標に向かって行動しよう
いくぞラテ
「にゃー!」