彼女がチョコを撒いた日・ウェディング 作者: 日下部良介 掲載日:2018/03/14 「なかなか似合うじゃない」 新郎の控室に顔を出した白井さんが呟いた。 彼女が初めてのバレンタインチョコを渡したのが僕だった。 その時、僕には付き合い始めたばかりの人が居た。 そして…。 彼女の顔を見たとたん、緊張がほぐれた。 「白井さんこそ、とても似合っていますよ。そして、とてもきれいだ」 「まあ、馬子にも衣装ってやつかな。それより、本当に私でよかったの?」 「僕みたいな優柔不断な男には姉さん女房がいいんですよ」