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第九十七話 チェスター先輩

 俺はその目力に負けずに視線を返しチェスター先輩を見据えた。


 「……単刀直入に聞きます。ベイル先輩を襲撃したのはチェスター先輩ですか?」


 俺は何のひねりもなく直球でチェスター先輩に問いかける。

 

 「……だったらどうする?」

 「やっぱりーー!?」

 「待って! ジャグナル君!」


 ニヤリと答えたチェスター先輩に飛びかかろうとするジャグナル君を俺は腕を出して止める。

 ここで先に手を出したら相手の思うツボだ。それこそ証拠はないし。でも、俺は証拠はなくてもチェスター先輩の反応が見たかった。


 「って言っても証拠も何もないだろ? それにベイル先輩は魔法でやられたって言うじゃねぇか」

 「……よく知ってますね」

 「まぁ噂は早いからな」

 「でも、チェスター先輩達はその魔導具持ってるじゃないですか? それでベイル先輩を襲撃したんじゃないですか?」

 「まぁそうも考えられるな。でも、俺たちはなーにも知らない。それだけだ。……用が済んだら出ていけ」


 そう言うとチェスター先輩はヘラヘラした顔から一転し俺たちを見据える。

 これ以上ここにいても何も聞き出せそうにはないな。


 「……じゃあ失礼します」


 俺はそう言うと踵を返しみんなに目で合図を送り教室を出る事にした。


 「おい」

 「……何ですか?」


 帰ろうとした俺たちをチェスター先輩が呼び止める。

 その声に対して俺は立ち止まって振り返って聞き返した。


 「……学校外では気をつけろよ」

 「……御忠告ありがとうございます」


 俺はそう言葉を返すとみんなを連れて教室を後にした。


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