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第九十四話 いざ、二年生の元へ

 「待ってよライト君! 無茶だよ!」

 「いや、でもこのままじゃ何も分からないし解決しないし……」

 「で、でも、急に行ったってとぼけられるだけだよ!?」


 確かにライア君の言う通り、証拠もなく行ったってとぼけられるだけだろう。

 でも……。


 「俺も行くぜ、ライト」

 「ジャグナル君……」

 「俺もだ」

 「ドーラ君……」

 「ちょっと待って! いくらなんでも危険だよ!! 相手は魔導具を持ってるかもしれないんだよ!?」


 確かに魔導具を持ってるかもしれないし危険かもしれない。でも、俺なら最悪なんとか出来る。

 このままいろいろとモヤモヤしている方が嫌だ。


 「……」

 「……はぁ〜。ライト君も変わったね。最初は揉め事とか嫌いそうだったのに……嬉しいような悲しいような……よしっ、じゃあ僕も行くよ!」

 「えっ?」

 「僕はライトの相棒だからね! まぁそれに冷静に考えられる人間も必要でしょ?」


 ライア君はそう言ってジャグナル君とドーラ君を一瞥する。

 ……なんとも言えない。


 「……なんか今俺馬鹿にされたか?」

 「……俺もそんな気がした」


 二人はライア君の言葉を聞いて呟く。


 「さぁ〜じゃあ善は急げって事で行こう!」


 さっきまで反対してたライア君は急に乗り気になってジャグナル君とドーラ君の言葉を無視して歩き出した。


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