プロローグ
ポケットマンスター、略してポケマン
「初めまして! ポケットマンスターの世界へようこそ!
わたしの名前は大鬼怒。みんなからはポケマン博士と慕われておるよ。
この世界にはポケットマンスターと呼ばれる生き物達が至る所に住んでいる!
そのポケマンという生き物を人はペットにしたり勝負に使ったり……。
そして……わたしはこのポケマンの研究をしてるというわけだ。
では始めに君の名前を教えてもらおう!」
「うるせえ爺。さっさとポケマン渡せよ」
「ふむ……聖というんじゃな!」
「おい聞けよ」
「こいつはわたしの孫。君の幼なじみでありライバルである……えーと? 名前はなんていったかな?」
「そこまで言って名前が出てこないなんて、もうボケてしまわれたんですか?」
「そうだ、そうだ! 思い出したぞ、蒼という名前だ」
「おい蒼、おまえの爺さんだろ。早いとこ病院に連れてけ」
「手遅れでしょう」
「拙者もいるでござるよ!」
「聖!」
「あんだよ」
「いよいよこれから君の物語の始まりだ!
夢と冒険と!
ポケットマンスターの世界へ!
レッツゴー!」
「だから早くポケマンくれよ」
「あの、拙者も……」