第一話・テンプレって怖くないですか?
はい、他にも投稿している小説がありますが、電波がピッピッピッと飛んできたのでメールは届けずに小説にしてみました。
…ネタ解りますかね?
それはさておき、転生物は初めて自分で書くんですがね、色々と酷いことになりそうな予感です。
それでも見捨てずに読み進めていただくことを願います。
さて、今私が陥っている状況を説明しなければなるまい。
とりあえず余計な説明を一切合切省くと…
「本当に申し訳ありませんでした!」
はい、土下座されています。
それも私よりもかなりの年上の顎鬚が立派なお爺さんにだ。
あなたは見知らぬ人にいきなり土下座をされてどういった心境になるだろうか?
ほとんどの人は、ポカーンとするだろう。
そのあとに自分が何かしたのか考えたり、落ち度がなかったかを確かめるだろう。
閑話休題
私は日本人なのでいきなりこういった状況に置かれても咄嗟に反応することができないのだ。
だから…
「あの…私が何かしたでしょうか?」
こういった当たり障りのない答えでお茶を濁すのだ。
「すまんのう…突然土下座をされて混乱してるだろうに…」
まあ困惑はしていますが混乱はしていませんね。
お爺さんと会話が成立しちょっと落ち付いたのだろうか、周りを見渡す余裕も出てきた。
周りを見渡してみても何もない。
…いや、比喩でもなんでもなく本当に、なにも無いのだ。
ただ真っ白い世界がどこまでも広がっている。
「ところで、ここはどこでしょうか?いまいち思い出せなくて…」
家を出て、道を歩いて、猫が道の真ん中で寝てて、撫でていて、気付いたら突然ここに。
「ああ、それなんじゃがな…」
お爺さんは冷や汗を流しながら
「お主…殺しちった」
とんでもないことを言った。
はいはい、テンプレ乙です。
まだ主人公の名前も出てきてませんね。
次回では出したいと思います。
感想、意見、その他諸々、お待ちしております。