世界かパチンコか選べない
なんかジャンルが違うものを書くのって楽しいっすね
カバ◯リマジ覇権狙えるスペックやと思います
世界が、軋んだ。
耳鳴りのような不快な音が頭の奥に残る。
能力を使った反動――そう理解するのに、時間はかからなかった。
99でこれだ。
399になったら、どうなる?
助けた少女が駆け寄ってきた。
「助けて頂きありがとうございます...貴方のお名前は?」
「久城レンだ」
「もしかして転移者の方ですか?」
この口ぶりだと自分の他にも異世界から来た人間がいるようだ。
「俺の他にも異世界から来た人間がいるのか?」
「ええ、この世界には現在16人の転移者がいます。
ただ現在この世界の人間と転移者は戦争を行っています。」
「転移者はこの世界来ると同時にとても強力な能力を持ってくるのですが、その力を使い世界を自分達の物にしようとしているのです」
「にわかには信じがたい話だな。」
嘘はついてなさそうだ。
「貴方は他の転移者とは違う気がします、過去に私の住んでいた村が転移者に襲われた時、見た力とは異質な感じがして...」
「アンタに一つ聞きたいことがあるんだが、空が少しおかしくないか?少しヒビが入っているというか」
「そうですか?普通の空に見えますが、それと私の名前はミレイユです」
「それじゃあミレイユ、もう一つ聞きたいんだがお前は転移者をどうしてほしい?」
この世界に来て何をすればいいのか分からなかった、
パチは打てる、しかも金を使わないで。
なら何を為すべきか。
「あいつらが、私の村を壊しました」
一呼吸置いて、彼女は続けた。
「……だから、殺してほしい」
「どうせ異世界に来てもやることもないし、死ぬまでの暇つぶしに丁度いいな」
「それじゃあ...!」
「その前に情報がほしい、この世界の事を教えてくれ」
俺は街へ向かいながらこの世界の事について学んだ。
この世界の名前はパーフィリア。
転移者は勝利者と名乗り16人で徒党を組んでいること、暴虐の限りを尽くしていて、なんとか抵抗しているがパーフィリアの人間では能力の出力が違いすぎること。
転移者の中でもマトモな人はいたが全員殺され、新しく転移してきた人も転移した瞬間に殺されているということ。
「どうして転移してきたのにウィナーズに勘付かれなかったの?」
「それは俺が少し異質な存在だからかもしれない」
「貴方は一体...?」
ミレイユの問いに、俺は答えなかった。
答えられなかった、が正しい。
視界の端――いや、空そのものが、わずかに歪んだ。
さっき言った通りだ。
俺には、見えている。
「……やっぱりだ」
「え?」
「この世界、俺が“引いた”せいで、少しだけ壊れてる」
冗談めかして言ったつもりだったが、ミレイユの表情は固まったままだった。
彼女には見えていない。
だが、俺の耳にははっきりと聞こえていた。
――ギチ、ギチ、と。
何かが噛み合わない音。
世界が、無理に形を保とうとしている音だ。
「レン……街の方から、誰か来ます」
ミレイユがそう言った瞬間、俺も気配を感じた。
何かがとんでもない速度でこちらに向かって来ている。
森の奥から現れたのは、俺たちと同じ“人間”だった。
年は二十代前半。
服装は、この世界のものじゃない。
――転移者。
「へぇ……まだ生きてるのがいたとはな」
男は俺を見るなり、口元を歪めた。
「その顔……新人か。運が悪い」
「知り合いか?」と俺はミレイユに小声で聞いた。
彼女は、首を横に振った。
代わりに、震える声で言う。
「……ウィナーズの斥候です」
男は肩をすくめた。
「おいおい、そんな言い方するなよ。
俺たちは“選ばれた側”だぜ?」
その瞬間、胸の奥がざわついた。
嫌な予感――いや、これはもっとはっきりしたものだ。
「ちょっと遊んでやるよ」
「――ッ!」
反射的に、俺はミレイユを引き寄せた。
来る。
世界が、息を止めた。
台選びって大事なんです。




