忘れじの蒼玉
掲載日:2025/12/02
五色の輝きを見たあの日々に。
夢の果てを信じたあの日々に。
振り返ればすぐそこにいたような。
そんな事を振り返っていくように。
あなたにこの泡沫の詩を捧げよう。
はじめましては、一年を迎える頃。
かの煌めきに誘われて辿り着いた。
あなたはあの時、どんな顔をしていたのだろうね。
なんて想像しようにも、かなりの時が経っていた。
まぁ、今生の別れでもあるまいし。
などと思って、前を向くことにした。
けれど、けれど…ごめんね。
私はまだ。
あの五色の輝きをまた見たいと思ってしまうのだよ。
また、ふらりと現れたら…その時は。
おかえり。そう言わせてもらおうかな。
あの四色の輝きは強く、瞬いて。
それでもきっと…きっといつまでも忘れない。
忘れないよ。その蒼玉の輝きを。




