公な不遇の運命
今の時代SNSなんかでなんでもかんでもオープンにできるようになりました。
俺は後ろ暗い過去があるからもしこれがすべて白日の元に晒されるならそりゃあ叩かれるだろう。
先日の葛飾のいじめの件でSNSで露呈した事件があるけどあの事件について思ったことを述べる。
加害者は中学生の男子(実名報道済み)と女子(同じく報道済みで主犯)あとその取り巻き。
これは本当にひどい事件で被害にあった女子児童を気の毒に思う一方
事件現場に行って動画を撮影して許せないなどの声明を上げる一般人(見た目ヤンキー)や
親特定、ネットの怖さ思い知らせてやる等の発言をする一般人(匿名)
とか動画拡散によるセカンドレイプ、被害者の気持ち等を考えると
どの一連の感情の動きは隣の国のいじめそのものじゃないかと残念な気持ちになる。
火種は加害者による被害者へのいじめだったが
その被害者を守るためという大義名分の元に被害者の意思がないがしろにされていないか?
被害者は動画の拡散を望んでいたのかな?
被害者はあの拡散を不特定多数の人間に見られたことでどういう気持ちになるのかな?
表現をより正確にすると不特定多数の人に被害者認定されてこれから社会に出ていくことになるけど
特別扱いされたりずっと過去を忘れることすら許されない重みを背負って生きていくことを望んでいるかな?
俺は自分の過去がおぼろげでセピア色にできてよかったと思う。
中2の時の考え方なんて恐れ知らずで社会というのがどういうところかまだ知りもしない。
それに思春期は多感で色気付き始めるのもこの頃だ。
初恋がどうだとか自我が芽生えたり子供から大人に変わっていく時だ。
その言わば黒歴史とも言える闇に葬りたい恥ずかしい過去があるのがちょうどこの時だ。
被害者の女の子が目立ちたがりの性格だったと仮定しよう。
彼女が人生計画においてそろそろようつべを始めて有名人になりたかったとする。
その際、自分の名前で登録するという選択肢はまず消える。
自分の本名はいじめられた被害者という名で永遠にネットの世界に残る。
従って別の名前かあだ名で始めるとする。
しかしすぐに特定厨に見つかりいじられる。
忘れたい過去でもほじくりかえされる。
従って将来に向けてすぐには新しい事を起こしたりは難しいかもしれない。
それに自分の心の整理も必要に迫られる。
俺は20後半過ぎでも祖父が亡くなっただけで体調を崩した。
具体的には祖母や両親の気持ちを思ったときに気持ちが引きずられた。
自分だけが家族から離れて仕事をしていていいのだろうか?とか
この先両親を実家に住まわせたままで放っておいて生きていくのでもいいだろうか?とも。
心の傷は想像以上に癒えるのに時間がかかるのだ。
3年もすれば社会が忘れてくれるかな?とか
10年後の同窓会は欠席だろうな…なぜならあの時の事件が…とか。
自分だけ忘れればいいのではない。
周りの人達が事件を消化してくれているか?
という周囲の環境によっても心は引きずられるのだ。
この思い出は決していいものではないだろう。
楽しい思い出なんかでは決してない。
面白半分でネタにしてアクションを起こすような問題ではないと思う。
被害にあわれた方はもちろん、加害者になった方も私刑に処す事はないように祈る。
そのための裁判所であり、法治国家なのだから。
国と国民を信じたい。




