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特異な車種

作者: MANA

軽自動車で有名なS社に、


頭文字がJ の車種が。


「軽のジープ」と言えば、どなたもご存じでしょう。


新型になって1年。


注文から納車までの期間は、短くても6か月前後。


「軽のジープ」以外の車種では、長くても約2か月。


1か月から2か月。


ほかのメーカーのほとんどの車種も、ほぼ同様。


「軽のジープ」ですが、新車で買えるのは、この車種だけ。


以前はほかのメーカーから同様の車種が販売され、


中にはOEM も。


S社の軽ジープですが、主に海外向けとして、


排気量の大きなエンジン(1500cc )を搭載して、


フェンダーを「よりゴツく」して車幅を大きくしたタイプも。


車内のスペースは軽と同じで4人乗り。


軽ジープですが、現行の車種だけが生き残っている理由は?


最大の理由は、軽自動車としては燃費がよくないこと。


坂やカーブが多い山道を走ると、MTでもリッター10km 未満。


ほとんど平坦な道路を走行する場合は、多少は改善されますが、


それでも、リッター10km 走るかどうか。


これからはエアコンを作動させる時期になるので、


「リッター10km 」は、まず無理。


この話が信用できない方は、


新型になる前のこの車種、


あるいは、前述の他社から発売されていた車種の中古を運転してみてください。


「背の高い軽自動車より燃費がわるい」と驚くでしょう。


さて、納車までの期間が長いことに「便乗」して、


一部の販売店では、通常ではありえない売り方を「強行」している例も。


軽ジープの新車を、販売店によっては、


カタログの価格に約50万円上乗せして販売。


値引きはいっさいなし。


現車はその店にあるので、契約して所定の代金を支払うと、


車庫証明と登録を経て納車されます。


「まだ良心的な販売店」では、「カタログの価格。値引きなし」で販売。


インターネットのサイトをのぞくと、


「もっと実用的な軽自動車が、ほかにいろいろある」


という書き込みも。


S社の軽ジープですが、「キャンセル待ち」をねらうと、


納車までの期間が短くなる事例も。


ただし、タイプや色は選べません。


そして、すぐに契約しないと、そのクルマはほかの人に売られます。


売り手市場。


一種の「殿様商売」


納期の短縮が実現しそうな時期は、


消費税増税から数か月後以降。


すべての車種が値上がりするので、


クルマの売れ行きが大幅にダウンする事態が想定されます。

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