表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
上京感情論  作者: 月野小道
上京一年目
2/21

02

「友達が主催者の人とFBで繋がって、友達になったんです。でも、その子がいけなくなっちゃって。でも参加ポチっちゃったし私は行こうかな〜って」


「ふーん」


遠距離恋愛中の彼が頭をよぎった。

理性を働かせる。


「私は彼氏いるからそういうのいいや。雅、綾子と行っておいでよ」


「えー、市川さんも行くなら行きます!」


「なにそれー!そんじゃあ、みんなで行っちゃう?」


好奇心の圧勝。もろい理性。しかし、職場以外にも友達が欲しいのも事実だ。


「じゃあ、詳細送りますね。待ち合わせはー」


綾子がテキパキと約束の時間や場所を決め、私たちは解散した。



東京にはいろんな形のパーティが存在するようだ。BBQ、新年会や、忘年会、お花見、ハローウィンに、街コン…地元では仲間で集まってする事も、東京では知らない人と楽しむ。


しかし、中身は全部一緒。


私たちは、出逢いたい。

男は女に、女は男に。

出逢いに取り憑かれている。

ただただ、出逢いたいだけなのだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ