アルバート・クリスマス中将登場
アルバート・クリスマス中将はインペリアル合衆国における優れた名将の一人である
第一次大戦における合衆国の危機を二度も救い知略に長けていた。
そんな彼が六月初旬に第二中央海攻略艦隊の司令長官に任命される
その直後作戦本部より命令を受ける
作戦司令は説明を終えると
「・・・作戦は以上だ敵に一泡吹かせてやれ」と言う
艦隊に戻ると早速作戦会議を始める
「敵の総数は不明だが偵察機の報告では、戦艦2・巡洋艦4、護衛の駆逐艦多数との事
対して我々は新鋭戦艦3、正規空母4、軽空母5、巡洋艦8、駆逐艦15である
我が艦隊の方が数は多いが油断するな詳細のわからん艦種もいる」
説明を一通り終えると参謀たちが職務に戻る
その後第二中央海攻略部隊は出航した
その頃第一護衛任務部隊はマラガ島に停泊していた
「司令、輸送船他、各艦出航準備完了しました」
「そうかご苦労だったな、しかしこんな所にまで偵察機が飛んでくるとは・・・」
「敵さんも警戒してるんでしょう。」
「急いで出航しよう・・全艦に厳命、対潜警戒厳となせ!!対潜警戒航行」
「了解しました、全艦に発光信号!!」
その後第一護衛艦隊は輸送船三隻を新たに編成に入れ出航した
「冬島までの距離は?」
「およそ三千海里でこのまま行けば三日ほどです。」
「わかった持ち場に戻れ」
「はっ了解しました」
航海士が持ち場に戻ると一人ポツリと
「この航海一筋縄ではいかないかもしれないな・・・・」
続く・・・