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ゲヒュール2  作者: ルイ
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ゲヒュールの習性

バニーが腕を組んで唸る。

「うーん……」

「どうしました、ご主人様」

イヌが覗き込む。

「なんかさ、最近ゲヒュールに襲われる頻度高くねぇか?」

「あー……それ、僕のせいですね」

「は?」

「なんでだよ」

イヌはさらっと続ける。

「ゲヒュールって、人間の感情を喰うだけじゃなくて」

「感情が溜まってる場所にも寄ってくるんですよ」

「へぇ」

「で、ゲヒュール自身からも、感情って漏れてるんです」

「……うん」

「僕のは強い個体なんで、漏れる量も多い」

「なるほどな」

イヌは軽く肩をすくめる。

「あと、僕自身の感情の出力と濃度が高いんですよ」

「だから契約したゲヒュールも強い」

「そんなのあんのか」

「たぶん遺伝ですね」

少しだけ考える。

「黒崎の子供も、出力も濃度も高いですし」

「あー……親戚だもんな、お前ら」

「ええ」

一拍。

「……ただ、ちょっとおかしいんですよね」

「何がだよ」

イヌは真顔で言う。

「僕の血縁に、パチスロ好きがいないんですよ」

「……」

「なので多分、僕」

一拍。

「母親が浮気して出来た子供ですね」

沈黙。

バニーが即答する。

「両親に土下座しろ」

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