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ゲヒュール2  作者: ルイ
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強制選択《フォースド・チョイス:偏向制約》

「お邪魔しますねー。」

「あぁ……バニーちゃん。何の用かな?」

「トイシェン」

「……っ」

「今の反応、ビンゴだな。」

「警備、そいつを捕らえろ」

動いた瞬間、横のイヌが全員を叩き伏せる。

「悪いな。こっちにもボディガードが居るんだ。」

「………。ゲームで勝てば、話してやる。」

「普通に吐かせるからいいけどな。」

「ご主人様。拷問で得た情報は、真偽の保証がありません。」

「……分かった。乗ってやる。」

強制選択《フォースド・チョイス:偏向制約》

二人で行う、選択のゲーム。

各ターン、両者は同時に一つを選ぶ。

――「攻撃」か「防御」か。

攻撃と防御なら、攻撃が通る。

攻撃同士なら、相殺。

防御同士なら、何も起きない。

攻撃を二度通した側の勝利。

ただし――

攻撃は連続して選べない。

さらに一度だけ、任意のタイミングで

公開後に自分の選択を反転できる。

攻撃を防御に。防御を攻撃に。

ただし、攻撃に対しての相殺目的にしか使えない。

選択は自由ではない。

攻撃の選択は3回しか出来ない。

攻撃を使い切って倒しきれなかったら敗北。

10ターン経過すれば反転が残った物が勝つ。

制約に縛られた瞬間、次の一手は読まれる。

このゲームは運じゃない。

“縛り”を作った側が勝つ。

「イヌ、お前に任せる。」

「……。」

「どうした?」

「インスティンクトを使っても、ほとんど読めません。流石はトップ。」

「じゃあ最初は――」

――オープン。

イヌは防御。トップは攻撃。

「何してるんだ?」

「別に。」

――オープン。

イヌは攻撃。トップは防御。

「反転は使わないんですか?」

「それが狙いだろ。」

――オープン。

防御、防御。

「攻撃は3回しか出来ねぇからな。ここでしても反転されたら後1回相殺されれば負ける。」

――オープン。

防御、防御。

「お前、心臓に毛でも生えてんのか?」

――オープン。

防御、防御。

(……攻撃は連続で選べない)

(なら、次は――)

――オープン。

イヌは攻撃。トップは防御。

「反転」

トップが即座に口を開く。

「……詰みだ。クソが。」

――オープン。

イヌは防御。トップは攻撃。

「反転」

――オープン。

イヌは攻撃。トップは防御。

「ご主人様ー。勝ちましたよー。」

「こっわ……お前。」

「まぁいい。知ってることを吐け。」

――説明後。

「ズブズブじゃねぇか。」

「ですが、場所が分かったなら手は打てます。」

「またゲームすんのか、あいつと。」

「しませんけど?」

「え?」

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