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プロローグ『悪夢のはじまりは日常から』

処刑されたはずが、目が覚めたら5歳の頃に戻っていた


驚いて声も出なかったが、母が部屋を訪ねてきてくれたことで懐かしさとその優しさで泣いてしまった

母が生きていること、処刑されたのは夢ではないことから何かしらのループが起こったんじゃないかと思ってる

何が影響してそうなったのかは分からないが、母がこれから1年後に死んでしまうことは確かだ

どうにかして母を治さないといけない


処刑前に、親に認められるためにさまざまな分野に手を出した

だから、僕ならきっと母を…


________________


ダメだった

前と同じになった

最初は薬が効いているのか良くなった

けど、父が命令した侍従たちによって取り上げられた

怪しい物を与えたから折檻された


母が亡くなった

前回よりもっと、、もっと嫌われた


『悪魔の子が殺したんだ!』


『怪しげな薬を飲ませているのを見た』


『やっぱりあいつは』


悪魔の子(バケモノ)だ!』


ダメだった

ダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだったダメだった


またおんなじだ


(お前は駄目な子だもんなァ?)


変わらない日々の始まりだった

どんなに手を尽くしても、結末は変わらない

処刑…いや、レンの死を中心に繰り返す


あるときは、兄に殺され

暗殺者にやられ、魔法の巻き添えに、戦争に巻き込まれ、恨みにやられ、、、


いつしか繰り返すことに疲れてしまった

引きこもろうとも、部屋に強盗が押しかけてくることもあった


もう、変えることにすら諦めた

様々な死を確かめた

けど、結末は変わらない

抵抗してみても

変わらないなんて


"なんでクソったれな世界ダロウナァ?


なら、自分の役割を全うしよう

自分のやりたいことをとことんやってみせよう

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