表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『隣の真希さんに、今日もまた女にされました♡』  作者: 一条陽菜子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/69

第六十一話:ヒールの音で、ふくらはぎが女になってた♡

第六十一話:ヒールの音で、ふくらはぎが女になってた♡


──♡──

その女──真希さんは、隣に住んでいる。


廊下に残る、細く澄んだ音の残響。

玄関のマットには、つま先で揃えて脱がれたパンプス。

そのヒールがほんの少しだけ斜めに傾いていたのは、“誰かが女の歩き方”で歩いていた証だった。


──♡──

「……っ、なんで俺……ヒールで、歩けてんだ……?」


アキラ(仮名・25歳)。小売店勤務、最近本社異動の辞令が出たばかり。

ヒールに慣れるため──という建前で、社内ロッカーに“履き慣らし用”のパンプスを置いていた。

だが気づけば、休憩中にも“つま先重心”で歩く癖が抜けなくなっていた。


──♡──

【ロッカーまわり】


・黒のプレーンパンプス(22.5cm)使用感あり

・横の棚に貼られたメモ「“かかとの音”が、あなたを女にする♡」

・靴底には滑り止めと一緒に、ラメのステッカー


「これ……俺が貼ったの? うそ……なんで、ラメなんか……」


──♡──

【スマホの中】


・再生履歴に「ヒールの歩き方・女性講座」動画6本

・音声メモに録音された「廊下を歩く自分のヒール音」

・お気に入りには“ヒール音が美しい女優の映画シーン”


「音……自分で録ってたのかよ……“響かせ方”まで意識して……」


──♡──

【下着】


・光沢ベージュのストレッチガードル

・ふくらはぎのラインを補整する“重心誘導”設計

・タグには「HeelTone──“音が女を歩かせる♡”」


「まさか……これも、ヒールに合わせて……? うそだろ……下着で重心、作ってたの……?」


──♡──

そこに現れる、隣の女──真希さん。


この日の真希さんは、ネイビーのタイトスカートに、7cmヒールのスエードパンプス。

床を滑るような歩き方のなかに、音だけがくっきりと残り──それが、視線を誘う“余韻”になっていた。


「ふふ……ヒールの音ってね、“見られる足”が鳴らす音なの♡」

「ちがう……っ、俺は会社の訓練で……別に女のマネをしてたわけじゃ……」

「でもね……“音を揃えたい”って思った瞬間、もう脚は女のものよ♡」

「そんな、こと……言われたって……!」


「さあ、“男の終わり”の時間よ♡」

「──どうぞ♡」


──♡──

【黒服さん突入】


バシュゥゥッ!!

会社の更衣室ロッカーがスライドし、黒服三名が“歩行音データ”を一斉検出!


黒服1「ヒール音、女性職員平均音高と完全一致!」

黒服2「歩幅調整済、つま先重心維持率95.1%!」

黒服3「録音音声から、第三者評価“女の足音”との判定!」


アキラ「や、やめろっ!! 歩いてただけだろっ!? 歩き方だけで女にするなぁぁっ!!」


──♡──

【個体データ】


識別コード:No.057(アキラ)

ヒール音響率:87.3%(女帯域の残響)

歩幅修正回数:18回(自発的)

装着済み:HeelTone重心誘導型ガードル

備考:「……“音が揃う”と、気持ちいいんだよ……なんでだろ……」発言あり


──♡──

【数日後】


アキラは、ヒールの高さでその日の気分を選ぶようになっていた。

階段では無意識に“膝から動かす歩き方”が出てしまう。

足音のリズムを調整するため、バッグを持つ手も自然と揃ってくる。

休憩中、自分の歩き方を反射で確認する瞬間──そこには、もう“女の後ろ姿”が映っていた。

……それは、“足音の響き”が心にまで染み込んでいた証だった。


──♡──

真希さんは、足元をそっと揃え、ヒールを鳴らして微笑んだ。


「音ってね……“誰かに見せたい脚”が奏でるものなの♡」

「次は……ストッキングにしましょうか。“肌の下に女を滑り込ませる”準備よ♡」


──♡──

真希さんのリストには、こう記されていた。


“No.058:ミナト(仮)──“タイツの中”で、膝が閉じてた♡”


完──“今日もまた女にしておしまい♡”


──♡──

♡評価・ブクマ・感想、お待ちしてます♡

「ヒールの音ってね……“女の気配”を床に落とすものなの♡」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ