第四十四話:リク、“背中の撫で”が女肌になってた♡
『隣の真希さん』
第四十四話:リク、“背中の撫で”が女肌になってた♡
──♡──
その女──真希さんは、隣に住んでいる。
昼下がりのソファ。Tシャツの背中に、風がそっと入り込んだ。
くすぐったいような──でも、どこか気持ちよくて。
背筋をなぞる“空気の指”に、ふいにゾクリとした。
──♡──
「……背中って、こんな……感じる場所だったっけ……?」
リク(仮名・20歳)。古着屋で働く大学生。
店で服を畳むとき、最近なぜか“自分の後ろ姿”が気になるようになってきた。
誰かに見られてる気がして──シャツの中で、背中が少しずつ“女”になっていた。
──♡──
【部屋】
・ベッドの上に広げられた、背中開きのカットソー
・スマホには「後ろ姿を綺麗に見せるストレッチ動画」
・メモには「肩甲骨を寄せる → 背筋をS字に♡」と走り書き
「やば……これ、着たくてストレッチしてたってこと……?」
──♡──
【バスルーム】
・ボディローションの裏に「乾燥しやすい部位:背中」の赤丸メモ
・肩越しに背中を写せる、角度自在のサブミラー
・濡れたまま吊るされた「背面美ライン設計」のインナー
「……うそ……俺、背中のケア、女の子みたいにしてるじゃん……」
──♡──
【下着】
・ミルクホワイトのホルターネックショーツ
・首元から背面へ細く伸びるストラップが、背中のラインを美しくなぞる
・タグには「NUDE-BACK──“撫でたくなる”背中を仕込む♡」
「……これ着けてると……背中が敏感になって……撫でられると……ゾクってなる……」
──♡──
そこに現れる、隣の女──真希さん。
今日の真希さんは、背中がざっくり開いたニットワンピ。
座るたび、肩甲骨のあたりから柔らかな肌がこぼれる。
まるで“撫でてほしい場所”を、あらかじめ見せているようだった。
「ふふ……女の子ってね、“背中”で誘うの。無意識に♡」
「ち、違うっ……俺、ただ風が気持ちよかっただけで……っ!」
「でも今、撫でられたみたいに……ゾクリとしてたわよ♡」
「……見てたのかよ……」
「さあ、“男の終わり”の時間よ♡」
「──どうぞ♡」
──♡──
【黒服さん突入】
スルッ──!
窓をすり抜けるように、黒服三名がスキャン手袋で接近!
黒服1「背面感度、女性平均の1.8倍に上昇!」
黒服2「肩甲骨下のゾクリ反応、撫で接触なしでも発動!」
黒服3「背筋ライン、美容ケア済み&触覚受容体が“牝肌構造”に変異ッ!」
リク「やっ……触ってないのにっ……! 勝手に……感じて……!」
──♡──
【個体データ】
識別コード:No.036(リク)
背面性感エリア:肩甲骨下〜腰椎ライン(反応過敏)
肌感度変化率:91.2%(触覚刺激不要のゾクリ感)
装着下着:NUDE-BACK(背中フェチ向けホルターデザイン)
備考:「撫でられてないのに……ゾクゾクして……女の子みたいで……」と独白あり
──♡──
【数日後】
リクは、誰もいない部屋でTシャツをめくり──背中を指先でなぞっていた。
そのたびに、肩から腰へ、なにかが“流れて”いくような感覚があった。
何もされていないのに、身体が先に“待ってしまう”。
誰かの手を、想像するようになった。
──“撫でてほしい”と思った時点で、もう肌は、変わっていた。
──♡──
真希さんは、背後からそっと指を滑らせ、耳元で囁いた。
「背中ってね……“触れられたい”って思った時点で、女の肌になるの♡」
「次は……舌先、感じてみましょう。“濡れる”と、もう戻れないわよ♡」
──♡──
真希さんの手元のリストには、こう記されていた。
No.037:ソウマ(仮)──舌が反応、“濡らす感覚”に目覚めた♡
完──“今日もまた女にしておしまい♡”
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「背中が感じるって……もう、“触れてほしい女肌”なのよ♡」




