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ささやかな

作者: 秋葉竹




ささやかな幸せも、ありってことで。


若いころ、

希んでいたのは

ふたつにひとつだったような気がする


輝ける光か、

堕ちる闇か、


どちらかを強く希んだということもなく

ただ、

どちらかに全振りしてみたいと

渇望していた、


そうじゃないなら、

生きてる意味もないとかいう

青く、痛く、みっともない

想いにあたまやこころを

あずけることが

心地よかったから。


真面目に生きて来て、

それはあからさまに、

生かしてくれている夜や昼に

失礼なことだと知った。


生きることは、意味があるから。


生きることは、辛いからこそ、


生きることは、それだけで

素晴らしいことだから。


何周も回って、

回って、回って、数えきれないくらい

回りに回って、わかったことがある。


ささやかなしあわせこそ、

とても嬉しいしあわせなんだよなぁ。


ささやかなしあわせこそ、

ありがとう

って云いたくなるって、ことで。








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― 新着の感想 ―
秋さんの詩を読めることがわたしのささやかなしあわせです。いつも素敵な詩をありがとうございます。 ハッシャ・バイ♪
ありがとさん♪
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