1/4
きみのいた場所
いつもの天井、いつもの空気、いつもどうりの日常…のはずだった。
視界が歪み、湾曲し次第に景色が暗くなっていくのを感じた。ただ、苦しさは無く心地よい感覚がある。
「なにがどうなって…」
しばらくすると視界が明るくなり眩暈のような症状も消え失せ…
吐いた。さっきまでの心地良さは無く、頭が酷く痛み、何も考えられないほどに…
…しばらくして頭痛も治まり、さっきまで自分の部屋に居たはずが何故か岩肌の上にいることに気づいた。
「外!?なんで…さっきまで家で寝ていたはず…」