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デコボコ至上主義

掲載日:2019/11/12


 私は思う、デコボコこそが至上だと。


 学校に行けという親も。

 勉強しろという先生も。


 練習しろという顧問も。

 喧嘩をとめる同級生も。


 彼らは当たり前のように多数派を強要してくる。


 口うるさい父親のいう立派な大人ってなんだろう。


 絵を描いて生きる夢をすてることが立派なのか。


 あるいは、スーツに身をつつみ、量産され平均化された労働力として、この社会に出荷されることが立派なのだろうか。

 

 すぐに機械にとって変わられる、学校という矯正をへて、デコボコのデコをたたかれ整えられた、ツルツルの歯車たちよ。


 君たちは本当に自分で望んだのか。


 それ以外の道を、教えられる場で教えられなかったのではないのか。


 そのことに気づき、なお、ツルツルであろうとするならば、それはもう救いようのない敗北主義者だ。


 AIとか、耳にしたことはあるだろう。


 究極のツルツルが現れたいま、真なる意味で人間の社会は個性の時代へとかえる。


 デコボコ至上主義。


 デコの尖ったやつだけがツルツルに勝るんだよ。



 ふと高校時代の友人に言われた「ひとはただの労働力」という言葉を思い出し、執筆にいたりました。


 個性だけが人間を生かす時代。

 変わりゆく世で、いつまでスーツを着れるのか。

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