三年後の浮気3
「疲れた…眠い。」
作者はぼやき始めます。
「では、もう寝ますか?」
私は、窓の外の海を見つめて言いました。
今、9時くらいでしょうか、少し早い気もしますが、旅館に泊まるのですから、日頃と違うのも悪くはありません。
「いや、もう少し考えるよ(;_;)
オチオチしてたら3月来ちゃうし、森鴎外が、予定以上に絡んできて、泣きたくなるわ。
とにかく、吐き出したいのよ……。」
と、作者はぼやいた。
「いいですよ。さあ、お話しください。」
私は、ウイスキーに良いながら、受かれた気持ちで天井を見上げた。
何か、素敵なBGMが欲しいですね。
私は、スマホから『炎のたからもの』を再生した。
この曲は、1979年映画『かリオストロの城』の主題歌としてリリースされ、いまだに愛される名曲です。
叙情的なイントロが流れると、作者はそれを聞いて嬉しそうに微笑んだ。
「あら、ルパンね。1979年リリースかぁ。
じゃあ、手塚先生の『マリンエキスプレス』と同じ年にリリースされたんだっけ。
いい選曲だわ。
私、色々、書かなきゃいけないから、あんまり無駄なことを考えたくないんだけれど、別枠で佐藤隆さんの『ベルリンソナタ』をイメージした物語を考えているから、つい、色々拾ってしまうんだわ。
私、基本はこの『ノストラダムスを知ってるかい?』の完結の為に色々書いてきたわ。
だから、基本、私の物語は、最後はこの作品に反映されて行くのよ。
北条ミステリーもね。」
作者はため息をついた。
「確かに、『茶色いノート』に書いてある北城の話は、そのまま、『ノストラダムスを知ってるかい?』の主人公、奈美が持つ蘭子のノートの内容になって行きますからね。」
私はそう言いながら、これから、女子高生の物語へと変更させようと考える作者の気持ちを考えて不安になる。
「うん…(-"-;)とにかく、アレを終わらせるには……
今、考えると、始めの頃にサクッと削除すれば良かったって後悔すらしてるんだけど…
今更…無理だよね(T-T)」
「そうですね。ポイントもブックマークも
『ノストラダムスを知ってるかい』と『茶色いノート』両方にありますから、そんな泣き言は通用しませんよ。」
私は、ため息をついた。
大幅に変更すると言ってみたり、
削除したいとボヤいたり。
全く、女心は気まぐれなのですから。
「あはは。そうだよね…。あのブックマーク、消えてないからね。
ここは盛大に復活して、驚かせてやらなきゃね。
それで、書籍化とかをすれば、ほんとになろうファンタジーになるわね。
でも、私は、ファンタジーの主人公ではないし、
この話も、一筋縄ではいかないわ(T-T)
もうさ、ここに来て、森鴎外が、変に引っ掛かってさぁ…
あの北条の話をかきまわすんだよね。
なんか、すごく複雑だし、その話は『茶色いノート』でするわ。
とりあえず、こっちは、文学女子高生の爽やか青春ものを…考えましょう。」
作者は渋そうな顔をする。
そう、この人、爽やか青春ものなんて、『こっぱずかしくて書けないや』と、言う人なんですから。
ついでに、今の学生や学校についても、描けるのか…色々、心配になるのです。




