表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脇役語り  作者: ふりまじん
パラサイト

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

87/438

二度目の初恋。3

気がついたら、話を進めてしまっていた。


が、これは、先のない話だ。


20年前に亡くなった女性の17才の息子は、物理的に存在できない。


それに、こんな面倒な話を作れる自信もないし、これ、現代劇でカテゴリーも変わってしまう。


けれど、考えるのをやめられなかった。


一番の失敗…と、いうか、少女とその父親が、親子で同じ血族を好きになった。と、言う設定だ。


書いてないが、頭の中で、健二の話は考えていた。

蘭子に憧れて、告白もできずに悶絶し、彼女は淡雪のように呆気なく亡くなったのだ、そんな健二の切ない気持ちをいれてからの、少女の初恋の始まりを、父親と同じ目線で追ってしまったのだ。



これは、はまったなぁ。

娘の男なんて、どんな奴でもクソ野郎なんだが、ちょっとした仕草に、蘭子の面影を見ながら、自分の娘もまた、なにも言えずに恋を終わらせやしないか?


好きになってはもらえないのか?それほど、高嶺の花なのか?


と、色々感情がはいり、


少女の純粋な気持ちを考えているうちに…つい、ハッピーエンドまで突き進みたくなって、でも、それは出来ない。


もとの設定が歪んでいるから。


出来ないのはわかる。


わかるのだが、あまりにも美しいストーリーラインと、感情移入をしてしまい、不覚にも胸をときめかせてしまったのだ。



勿論、はじめは理性的に、すべてを終わらせてから書けばいいと思った。


でも、ふと、考えてしまったのだ。


私のこの胸のときめきは、青春ではなく、青秋なんだと。


青春の初恋も、淡く消えるもので、そのうち、生活や、大人になる過程で純粋さなんて消えてゆくけど、


青秋は、つるべ落としであっと言うまに、こんな気持ちは消えてしまうのではないかと、焦燥感にかられたのだ。



もともと、私はこんなロマンティックな人間ではない。


車を運転すると人格が変わる人がいるが、


私は、作家のふりをすると、随分とロマンティックな夢想家に変身してしまうようだ。



こんな純粋な気持ちで、架空の…主人公を愛することなんて、いつまで可能なんだろう?


いま、いまやらなきゃ、もう、出来ない気がした。


で、この設定を止めないと、本編が進まないから、仕方なく新しい連載枠をつくってボヤいてみたけど、書いてるうちに、本気で話が進みそうになって、慌ててる。


やめなくては!


初恋は、一人一回しか経験できないけれど、


小説を書いていれば、二回目の初恋に出会える。


ただ、純粋に誰かを好きな気持ちに再び胸を焦がすことが出きるのだ。



ああっ。書いていて死ぬほど恥ずかしいぞ。


が、一年後、私はこの記事を読み返すとき、何を考えているのか知りたかった。


それに、恋愛の話を書く練習もしたかった。


恥ずかしいな。まったく。


歌手なんて、よく、こんな甘い台詞を次から次へと考えられるものだ。



さあ、さすがに、無理筋の話にドップリと沈むわけにいかないから、持ち直そう。



まだまだ、ルネサンスが私を待っているんだから。


しかし、いつか、本当に書いてみたいものだ。


素敵なラノベと言うやつを。


そんな日が来るかはわからんが、一年後の自分が、ちゃんと完結させていることを心から祈りたい。



大丈夫かな…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ