時影、パラサイトを語るセカンドシーズン5
「勝也さんの話ですね。」
私は、フリマのメンバーの一人を思い浮かべた。
仮名 勝也さんは、メンバーと言っても、外野のような男性です。
なかなかの変わり者だと記憶していますが、あの方の話を作るとなると、少し、心配な気がします。
「うん…パラサイトを書き始めた頃だから、もう三年前位になるのね…。
2019年の暮れ、パラサイトのネタを調べるために私は、図書館に行って…そこで奴と再会するのよ。」
作者は渋い顔を作ってますが、楽しい気持ちが右の口角を緩ませてます。
「そうでしたね…あの方…お元気なのですか?」
私は、最後のフリマの会の忘年会を思う。
あのとき、作者はただ、幸せそうに未来を語っていました。
万博に続く…夢の慰安旅行を…
「さあ…良くわからないよ。風来坊だから。
作中では、さすらいの動画配信者にしようと思うんだ。」
作者は優しい苦笑を浮かべて目を閉じる。
その時間を邪魔したくなくて、私は、コーヒーのお代わりを作ります。
優しい口当たりのコロンビアブレンドで。
コーヒーの薫りが部屋を包み、作者は嬉しそうに私をみる。
私は、黙って作者にコーヒーを渡す。
「ありがとう。あなた、喫茶全般、上手くなってきたわね。」
作者は呆れながら、コーヒーを誉める。
「ありがとうございます。」
私は、穏やかにそれに答えた…
穏やかなひととき…
しかし、タブレットを見ていた作者の激しい悲鳴でそれは終わった。
「ああっ。次はコウロギ(>_<。)コウロギがでたわ…」




