作者、パラサイトを振り替える
サザンオールスターズの曲で再開したいと思う。
DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜
この曲で夏の終わりを華やかに思いながら送ろうとおもう。
作者は私にそう言った。
この構成文より早く『パラサイト』は完結ボタンが押された。
2年かけた作品にしては、陳腐な終わり方でした。
でも…この話は、あれで終わらせるしかありませんでした。
4月に作者のお仲間の剛さんが永眠されました。
この物語は、剛さんの旅費を稼ぐのを目標にしていたので、作者が混乱したのでした。
悲しむ作者を見つめながら、私は何も言えませんでした。
私は、自分が作者に置いて逝かれる事ばかり心配していて…
作者がそうなる事を…その悲しみに沈む姿をみる辛さを知りませんでした。
おかしな終わり方かもしれませんが、あれが精一杯の終わりでした。
「ごめんね、一人ぼっちにしていて。」
気がつくと、大きなひまわりを肩に作者が私に声をかけてきました。
「い…いいえ。大丈夫ですか?」
私は、チェックのワンピースで若作りする作者の姿に胸が痛んだ。
「うん(-_-;)まあ、ね。
評価はあまり変わらずに、ブックマーク増えてるし(>_<。)
読んでくれてる人、いるんだから、始めるわよぅ…
池上は2年ワープさせちゃったし(T-T)
ボヤボヤしていたら、その力業すらどうにもならなくなるもの。」
作者は私にひまわりを手渡すとソファに座った。
(´ー`;)仕方ありませんね。
私は、窓際に置いたセーブルの壺に生ける。
セーブルは、言わずと知れたフランスの高級陶磁器。
なかでも、華やかなピンクは「ポンパドール・ピンク」と呼ばれ、陶器愛好家に愛される逸品です。
そこにひまわりを生け、
お茶の準備を始めました。
このひまわりのような、爽やかなレモンティーを。 アイスで。
「はぁ…とりあえず、今日は更新のみでいいわよね。」
作者は疲れたような甘え顔で笑う。
「そうですね。」
私は、彼女の隣で笑う。
そう、もう、無理をすることはありません。
ブックマークが増えた事は嬉しいですが、
とりあえず、完結ボタンは押したのです。
「でも、一応、色々、全体的にはまとまってきたの。
池上は頑張ったわ。
でも、ここに来て、90年代の霊感商法が浮上してきて、私が混乱したの。」
作者はため息をつく。
そして、乱暴に森高千里の曲をかけた。
「そうですね。」
私は、そう答えながら『私が、おばさんになっても』を聴いた。
貴女がお婆さんになっても…私は、そばにいますよ。
そんなことを考えながら。
「まさか、あのタイミングで話題になるとは思わなかったわ(T-T)
読者にはなんの事かわからないだろうけど…
私の頭の中では、この5年の未完が頭の中で繋がりだしてたの。
池上を思いながら、昔の超能力チートキャラを思い出していたわ。
だから、ここに来て、昔の霊感商法について思い出して腹が立ったわ。
世紀末とキリスト教的な破滅論…
それをモチーフにした漫画で育った人が、現実で引っ掛かっていたから。
当時は、冷静なふりをしていたわ。
と、言うか、今になって、当時の事をとても怒っている自分に気がついたわ。
念動力やテレパシー、霊の世界を…ファンタジーを汚された気がしていたのね。」
作者はそう言ってため息をつく。
「まあ、どちらにしても、ファイナルシーズンは2025年予定でしたから。
ゆっくり、改編しましょう。」
私は微笑んだ。




