作者、パラサイトを振り替えるシーズンファイナル2
鈴虫の音を伴奏に、すすきの精霊が風に揺られて歌います。
曲は『ふるさと』高野辰之さんの名曲です。
19世紀の長野県豊田村に生をうけた彼は、教育関係の職につきながら、『朧月夜』『春の小川』等、現在でも国内外の人達に愛される唱歌を産み出しました。
「時影…時代は、長野よ。」
作者は、歌を聞きながら言いました。
「長野…ですか。そうですね。『ふるさと』は、郷愁を誘う、秋の夜長にふさわしい曲ですね。」
私は、高野さんが少年時代を過ごした長野を思う。
それは、とても美しく、切ないものに違いありません。
「そうね……、私も、なろうを始めて、エタの沼に溺れてなきゃ、信州なんてこんなに考えたりしなかったわ。」
作者は、寂しそうにボヤきました。
「そうですね。ノストラダムスを武田信玄で考えたりしなければ、今頃は…」
「それは言いっこ無しよ。それより、こっちも色々、大変になってきたわ。」
作者は私を見て苦笑する。
「まあ、いつもの事でもありますが。」
私も苦笑で返した。
「もうっ、でも、すごいわよ…普通、ネット大賞落選したら没にするでしょ?」
「そうですね。2019年モデルの話ですし。」
「そうなのよ。もう、私、来年は乱歩で攻めようと考えてたのに…(T-T)」
作者は、悔しそうに言いますが、自分で勝手に続行してるので仕方ありません。
「そうですね、もう、始めないと間に合いませんね。」
私はさらりとそう言った。
「そうね…でも、こっちも最新話になってからアクセス増えたし、来年は完結して勝負をしたいわ。」
作者は、夢を語るように言う。
「それは、どこまでを一区切りにするかで決まりますかね。」
私は、代わり始めた『パラサイト』に思いを馳せた。
現在物語は、若葉の浮気相手だった草柳レイは、とうとうロボになっています。
「まあ、池上が屋敷を出るところまでで1巻の終わりよね?
と、同時に、2025年まで続ける話を作らないと。」
作者は嬉しそうな上目使いの困り顔で私を見る。
「本気…なのですね?」
私は呆れながら確認する。
「うん、まあ、適当にね。とりあえず、活動報告では、『パラサイトイブ』の二次作を目指して喚くつもりだから、今のうちに外野では、イブの為の設定を作り込んで行かなくては。」
作者は嬉しそうに目を細める。
面倒と言いながら、コレだから。
私は、そんな彼女の顔を愛しく思う。
子供の頃から、変わった事を考えては、作るのが好きな人でした。
出来上がったものが称賛される事は少ない人でしたが、それでも懲りずに何かを作るこの人を見ているのは楽しいのです。
「著作権に触れないように、お願いしますよ。」
「わかってるわよ。基本、ミトコンドリアが、なんかする…しか、向こうの設定は使わないし、そこまでなら、大丈夫だと思うわ。
それに、1995年から、ミトコンドリアについても新たな発見があったはずだから、この辺りを始めに調べていれば、大丈夫だと思う。それより、面白いネタを拾ってきたわ。」
作者がニヤリと笑う。
「何ですか?」
私は、少し不安になる。
「2021年秋の『やりすぎ都市伝説』で、関さんがミトコンドリアを取り上げたらしいわ。長野県とよ!!
ふふふっ…これで、最新作としての話題が出来たわ。
私、月刊『ムー』で何かを調べようかと考えていたけど、まさか、ここでやりすぎ…が取り上げるとは、思わなかったわよ(* ̄ー ̄)」
作者は、自信満々に笑っていますが、その前に、本編です。
なんでも良いですが、また、話を広げすぎて、まとまらないなんて、やめてほしいところです。




