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脇役語り  作者: ふりまじん
パラサイト

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54/438

作者、パラサイトを振り替える54

「なんか、いろんなお話が混ざって頭がごちゃごちゃするわ。

とりあえず、なんでもいいから吐き出すわね。」

作者は、辛そうに眉を寄せて少し口を尖らせる。

「どうぞ。」

私はカクテル『青い珊瑚礁』を飲み干して作者を優しくみつめた。


穏やかに進む時のなかで、松任谷由実のジャズピアノ曲を流してもらう。


『守ってあげたい』に合わせて、作者は心に膨らむ物語の世界を吐露し始める。



私、こうやって話を大まかに作り、筋を何度か頭で走らせて、語り、で、キャラクターが、自分におこった物語を誰かに語る…見たいな作り方をしているの。

だから、小説を作ると言うより、キャラクターの一人劇を作っている感じなのよ。


で、いざ投稿するときが、本番なのね。

キャラクターになりきって、自分にふりかかった不思議な体験を告白するわけよ。


だから、本番は、キャラクターが舞台で演じているみたいに、多少アドリブがきくの(T-T)


で、監督も本番の舞台に干渉できないように、私も投稿を始めたら、キャラクターの話をコントロールするのが難しくなるのよ。


で、奴等がたまに、思いもよらないエピソードを思い出して、話を混乱させるんだわ(T-T)


なかでも、音無とか北城は、トリックスターで、魅力的な話を持ち出しては話を混乱させるんだから。


あまり出したくはない。

けど、長山が持ち出した話を使うためには、北城を前倒して使わなきゃ〜いけなくなって………


まだ、出してもないのに…あ、アイツがまた、おもしろいモンを見つけてだね(;_;)

頭で組み上げた話を引っ掻き回すんだよ……


あああっ。いやぁ〜°・(ノД`)・°・



と、混乱してる。

ついでに、現在、長山ミステリーで組み上げた謎の数字の意味を度忘れして、自分で謎解きを始めてる。

やっぱり、しっかりと説明をノートに書かないとダメだよね(T-T)


って、現状だよ。


なんか、この記事を読んでる人がいるらしいんだ。

アクセスをみると、なにか、書かなきゃって気持ちになるわ。


とにかく、完結させなきゃ。

と、言うことで、3話の話をするわね。」

作者は、そう言って私を真面目な顔で見る。


「3話…普通に状況説明の記事ですよね?

なにに引っ掛かっているのでしょう?」

私は興味深く作者をみた。

作者はそんな私に子供の頃、絵が出来上がると見せるような素直な笑顔で一瞬見返して、それから現実に戻ったように眉を寄せて話を続けた。

「北宮 雅苗(かなえ)に対しての池上の立ち位置が分からなくなったのよ(-"-;)

長山ミステリーを入れると、昔、池上は長山と雅苗に会っていて、

祖父の尊徳(そんとく)を尊敬している事になるから、池上が雅苗について、好きなアーティストの奥さん程度の認識なのか、


尊徳の孫娘で、益虫の研究をしている学者として認識しているのか?

この辺りをまとめておかないと、後で混乱する気がするのよ。」

作者は、ほぼソーダ水のハイボールを(あお)るように飲んで、おかわりを頼む。


「『ダービーフィズ』をオレンジの銘柄は『ポンジュース』で。」


え?そっちの指定ですか( ; ゜Д゜)


ダービーフィズとは、英国のダービーに由来したカクテルで、ウイスキーとオレンジジュースなどで構成されます。


普通は、スコッチウイスキーの銘柄を選ぶところでしょうが、お酒は隠し味程度の作者のカクテルは、オレンジジュースにおもきを置くのでしょうか。


調べるとポンジュースは1952年に発売された商品のようで、もう少し若いと考えていた私は、突っ込みを入れられずにマスターの反応を見つめていた。


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