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脇役語り  作者: ふりまじん
パラサイト

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40/438

作者、パラサイトを振り替える40

「時影…(T-T)長山の暴走が止まらないよ〜

10万字になっても、先が見えない。」

作者は恨めしそうに私を見ました。


改編をしていた『パラサイト』は、長山のエピソードでボリュウムが大幅にUP。

その上、新しいエピソードを加えて、違う話を始めてしまいました。


「確かに、漢方やら植物学でまとめようとした話が、ノストラダムスとフランスに飛んでいますからね。」

私は西洋とエジプト風味に代わり始めた物語に心配になる。


しかし、一番心配なのは、作者。

五島勉先生の死を知ってから、混乱している彼女が、無意識に昔の知識を引っ張り出しているように、私は感じるからだ。


「本当に…『24(トゥエンティフォー)』じゃ無いんだから(T-T)

こんな話、一日じゃ終わらないし、人が死んでくれなきゃ、盛り上がらなくなるわ(;_;)」

「いや、無理に殺さないでもよろしいでしょ?

大体、主要人物しかいないのですから、誰かが死んでしまうと、話が、繋がらなくなりますよ?」

私は、脇役達の生命の危機を感じた。

特に危ないのは、秋吉だ。メインキャラではあるが、目立つような活躍はしない。

なんだか、すぐに眠らされるそんな役なので、作者はある昭和のゲームのお姫様を思い出して爆笑していたくらいだ。


「わかってるわよ(T^T)

一番死んでそうな雅苗だって怪しいんだもん。

まさか、今さらゲストを呼ぶわけに行かないし…


でも、いま、私、ゾンビ映画を思い出して混乱しているわ。

この話、ちゃんと面白くなっているかしら?

子供が楽しめるような、そんな話になってるかしら?

10万字に近づいてなんか、迷ってしまうわ。」

作者は悲しそうに私を見た。


人は、何かを始めるときに目標を持つものですが、我々は、10万文字の物語を、完結した物語を目標にしてきました。


だから、10万文字を綴り終わる頃には、物語も大体、完成するものだと信じていたのです。


それが…まさかの、RPG展開で、ストーリーゲームのような新展開が訪れて、終わらないのです。


さて、これをどうしたものか?

ゲームではないので、選択肢が飛び出しては来ないのです。

とりあえず、悩める作者に、私は、コーヒーを入れてそっとテーブルに置くことにしました。

実際、これ以上、今は、何もしてあげられないのですから。


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