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脇役語り  作者: ふりまじん
蘭子に関する物語

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マルコ

マルコは「ダ・ヴィンチの偽コード」の最後に適当に作ったキャラだ。


特別本編に関わりはないが、マルコの将来を考えるうちに、神聖ローマ帝国のカール四世(ダウト!5世)までイタリアに攻めてくることが分かって、これでルターの話が完全に止まってしまった。


マルコはミラノ生まれの傭兵だ。コンドッティエーレと呼ばれている。


傭兵と聞くと、なんだか猛者(もさ)を思い浮かべるが、調べてみるとそんな強いエピソードが出てこない。

体力より、知力と政治を中心にやってきた人たちらしい。


と、書くと格好良いけど…それもちょっと違うかも。

怪しまれないように手を抜きつつ戦ってみたり、

敵により良い条件を提示されれば裏切ってみたり…

なんだか、言われ放題の彼らだけど、なんとなく私は気に入ってる。


伝奇だし、この組織を少し変えて使ってみようかと考えている。


まあ、本編には殆ど登場しないだろうが、彼らの視点で世界を見ると、また、違うものが見えそうな気がしたからだ。


コンドッティエーレ、調べていると親近感が生まれてくる。



喧嘩によわく


ローマの時代の戦略とか、戦術なんかの妙なトリビア好きで


絵画や文学を愛した人もいたらしい。(多分、そのモデルのおねいさん方も好きなんだろうなぁ…)


なんて聞くと、なんとなく、親近感がわいてきたからだ。


まあ、とりあえずのイメージをこれですすめてみる。



イタリアに攻めてきたフランス軍の話が出ると「チョーク一本で征服された」なんて、ひどい評価を受けた、そんな記事を見つけると、結構ヘタレた集団なのか…と、残念に思ってしまう。それでいて、地元のイタリア人には外国の傭兵より重宝されたみたいだから、長所はあるに違いない。



で、マルコと一緒にこの組織を考えてみる。


まあ、全体の評価が「弱い」なんだから、きっと、戦闘力は低いのだろう。


そうなると、体力以外で生き残るしかない。


つまり、情報戦だ。


イタリアは…商人の町だ。


そして、私はメディチ家が銀行業務で財をなしたのは、テンプル騎士団から受け継いだヨーロッパから中東にかけての販路を受け継いだからだと考えている。


つまり、ヨーロッパに広いネットワークを彼らは手にしていた、と、仮定して話を進めようと思う。


このネットワークを、現在のインターネットのイメージで広げてみる。


ケーブルを主要な河川に置き換え、


サーバーを都市に


酒場を掲示板に…


すると、なんとなく、ヨーロッパの地図が分かりやすくなりそうだ…



そう、こんな事を始めたのは、話が広がりすぎて舞台(プレーボード)が広くなり、私も混乱するし、読者と地図を共有する必要が出てきたからだ。


前半で少し書いたけれど、マルコが現役で傭兵している頃は、メディチ家が没落しはじめて、外国から色んな人間が干渉しだすのだ。


免罪符の話で、北欧と南欧では事情が違うのではないか?

と、書いたけれど、このマルコの最期を考えているときに、北欧…現在のドイツの辺りで不穏な動きを感じたのだ。


ローマ皇帝が攻めてくる…


この事実は、1517年のルターの話の違う側面を思い浮かばせた。


私はルターが闘ったのは、腐敗したカトリックの坊さん達だと考えていた。


実際、そう習ったし、疑ったこともない。


が、後にローマを奪うために、免罪符で資金を集め、イタリアに見方を作ろうとしていたなら、これは、

教皇(しゅうきょう)VS皇帝(せいじ)


の側面があるんじゃないか?と考えてしまったのだ。


そうなると、ルターが何と闘っていたのか?

もう一度、ちゃんと考えておかないと、史実の蟻地獄にまた落ちてしまう。


見極めようと考えると、また、話が止まるのだ。



そして、ダ・ヴィンチの行動にも影響がでてくる。

この時代、イタリアは外国に狙われて、てんやわんやなのだ。


実際、ミラノで活動が難しくなって、仕方なしにフランスにダ・ヴィンチは行った…なんて説も見かけたし、


養子のサラエ(検索するときはサライの方が出てくるが、なんとなく、私はこちらの発音が好きなので、この表記にする。)はミラノに残し、不動産を残している。


戦争が近いなら、マグタラのマリアより、サライとミラノを守る作戦を考えていたんじゃないかと思うのだ。


そうなると、テンプル騎士団の生き残りより、ボルジア家からのつながりもあり、ふるさとを守りたいと考えるコンドッティエーレの方が、ダ・ヴィンチの近くにいた方が話がすんなりと動くし、分かりやすい気持ちになる。


喧嘩は弱い。


でも、古代ローマからの戦略の叡知がある。


コンドッティエーレ。


こう考えると、いきなりマルコの存在感が急上昇するわけだ。


わけなんだが…


西洋では、英雄をエロイカと呼ぶが、


マルコ達コンドッティエーレは、エロイカ?なんだよなぁ…


英雄?であり、助平(すけべい)?の意味もあるんだよなぁ…


コイツらの話を考えるのは楽しいけれど…


なんか、純愛路線から外れてしまいそうで、恐ろしい。


ああ、まだ、まっさらで汚れのない履歴のうちに、児童文庫に並べても大丈夫な、そんな冒険活劇を残したいんだけれど…


マルコに誘われると…


はぁ…


やはり、青秋の純愛は、つるべおとし、と言うことなのか…


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