プロヴァンスの赤いしずく2
勢いで書き始めて、挿入の話まで作る私。
しかし、面倒くさいがルネサンスは面白い。
魔女への鉄槌をモチーフにして、ルネサンスと中世のオカルトに浸るのも、なかなか楽しそうだ。
で、今日は、架空の人気少女漫画「プロヴァンスの赤いしずく」を作り込む。
この話の確定している登場人物は、
ジャン
ピエール
ヒロイン。
フランソワ?
で、ヒロインとピエールがくっついて、ジャンが東欧に戦いに行くという話らしい。名前のイメージが逆なくもするが、ま、いいか。 勢いで投稿したので、ピエールが貧乏人役で、ジャンが金持ち役らしい。
で、ヒロインは復讐を誓っているわけだ。
昭和の物語は、よく復讐していたな。
自分が考えるとなると、なんだか面倒くさい。
が、クラーメルの過去をさらいながら、異端審問やら、教会の腐敗やら、動機は色々ありそうだから、心配はしていない。
むしろ、復讐より面倒くさいのは恋愛面だ。
少女の繊細な心の動きやら、少年の淡い恋心…書いていて恥ずかしいなぁ。
を考えるのが難しい。しかも、これが二人の大人の女性を突き動かして、物語に眠る謎を解き明かす訳だから、よほど魅力的な内容なのだろう。
まあ、昭和の漫画好きなら、一つくらいはこんな経験はあるのではないだろうか?
戦後100年もたっていないのだ。漫画雑誌の歴史も若い。手探りで試行錯誤で作られていたのだろうから、失敗だってある。
雑誌の売り上げの為に無理矢理連載を伸ばされたり、逆に人気がないからバッサリと切られたり…
察するに、「プロヴァンスの赤いしずく」は、後者の方なのだと思う。
まあ、作家の都合も考えられなくもないが、とにかく、作家もジャン派だったのか、なにか大風呂敷を広げてみたものの、イマイチ少女に受け入れられなかったのかもしれない。
まあ、なんとなく連載時期は、東西冷戦時代のような気もするから、東欧の話を書くにあたって、何か、保護者の逆鱗に触れた可能性もなくないか。(中東戦争もあるか。)
親やら、世の中が否定しても、物語のジャンは良い奴だったのだろう。
だから、奈美も気にしていたのかもしれない。
この物語の時代は、まだ確定はしていないが、多分、ルネサンス期までの話で、それで東欧に格好よく行くとなると、オスマントルコの軍勢と戦うような話なのかもしれないな…
なんだか、挿入話なのに、派手な内容だ。
で、この話には「魔女への鉄槌」の話を盛り込むことにしたのだから、それらしいエピソードをつけてゆくことになる。
大概、「魔女への鉄槌」を取り上げたのなら、魔女狩りの話を期待するのだろうが、私は、現在、それについては慎重だ。
ハインリッヒ・クラーメル。
あまり、沢山の資料が出てくる人物ではないが、異常犯罪者という風でもないみたいだ。
確かに、無理筋の異端審問をしてみたり、本を強引に世の中に認めさせたりはしているが、実際に本人が拷問や判決に加わって、複数の案件を片付けていたわけでも無いみたいだからだ。
女性を痛め付けるのが好きなサイコパスなら、惨たらしい裁判の記録が山と残り、検索したら華々しくその手の記事で埋まるはずだ。
はじめは、恋愛展開か、友人の堕落で女性を嫌悪する展開で、ロマンチックにクラーメルを考えようとしてみたが、どうも違和感が拭えない。
考えていて、気持ちよく進まないのだ。
「魔女への鉄槌」が世の中に出回るのが1484年位だから、その500年後の時代1984年を思い浮かべながら、時間軸を少し体感してみると、なんとなく、人類滅亡論の方がしっくりと馴染む気がした。
クラーメルもまた、世紀末を生きてきた人物なのだ。
私が読んできた魔女狩りの物語は、魔女の伝説やら、凄惨な拷問の話ばかりで、思いもしなかったが、人類滅亡論だと、聖書と諸世紀と魔女への鉄槌が同じテーマで並ぶのだ。
魔女への鉄槌が、なぜ、人類滅亡と関係があるのか?
それは、魔女は、終わりの時に世界に現れる。と、言われてきたからだ。
が、本当にそんな伝説があったのか?
私の記憶の断片なので調べないと確証はない。
本当に、こんなことを繰り返して、結末に会えるのか、私も心配になってくる。
が、調べるのは楽しくなる。




