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キャラメル色の秋

作者: 韋駄天

大切な、若い女友達がモデルです

まだ、夏は終わってないのよ


この夏のわたしのファッションのテーマ、何だったか分かる?

テーマは、露出よ、ろ・しゅ・つ


あなた、可愛いね

わたしの目しかみないもん

素敵な視線ね

えっ、誉められたと思ってんの


このプリクラ見てよ

かなりモレテるでしょ


10年、早く出会いたかったね

あなた、10コ、若かったら、恋したげたのに


だるいわ

だるい時は、寝るの

寝疲れるまで寝るの

コーヒーとか、飲まないの



この秋のファッションのテーマはキャラメル色ね


街もわたしもキャラメル色に染まっていくわ

なぜ、こんなこと、あなたに言ったかわかる?


服、ねだったの


10月なんだよね、わたしの誕生日



なぜ、こんなこと、あなたに言ったかわかる?



あなたを、からかっただけ



…君は、そう言って、小悪魔のように微笑んだ


何か言い返そうとした僕をたしなめるように、ケイタイがブルッたと言って、足早に人ごみの中に君は消えた。

服は、買ったげません(笑)…

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