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再会

成城から電車で10分の所の大きな墓苑をお向かいの奥方に紹介してもらった。

丁度、隣の区画が空いてるとそこにお墓を建てた。

「主人と2人きりなんて嫌だと思ってたけど、千鶴さんとやっとご近所付き合いできるなら、死後も楽しみだわ。」九谷君に手を取られ杖をつきながらお向かいの奥方も来てくれた。

千鶴さんは家の中に子供たちが居ると思ったのだろう。もしかしたら幻の声がしたのかもしれない。

でも、入り口が見つからず通風孔から中に入ったが

キッチンもランドリーもハッチが付いてるから中に入れず、

床下で彷徨う内に力尽きたのだろう。

雑草みたいな秋良のように掘りごたつのハッチをぶっ壊して脱出出来なかったのだ。

「しかし、なんで2人が揃うとポルターガイスト現象が起きたんだろね?」九谷が悩む。

「…分からないけど、旦那が沢山の仲居さんの中から千鶴さんに目をつけたみたいに…こう、2人の間に何か感じてそれを阻止したかったんじゃないかね〜」と奥方がニヤニヤする。

秋良は驚く。

初めて会った時、確かに九谷君は慌てたけど、それは若奥さんと誤解したからで…九谷君の方を見たが、水を貰う場所を探してこっちを見ない。

水を掛けお線香を焚く。

「やっと子供達に会えたかね〜千鶴さん。」奥方が涙した。


2年に進級すると学生限定のシェアハウスとして屋敷を「ホーンテッドハウス」としてオープンした。

曰く付きだからの激安なのだ。

月管理費込みで12000円だ。結構恐れぬ勇者が13人も入った。大学も色々なので面白い。

水回りを汚してキレイにしなかった人は2000円の課金される。判定は秋良が出す。

後2000円は月1BBQ代だ。庭でお向かいの奥方やご近所を招いて屋外パーティーをする。

その条件を受諾した人のみ入室できる。

今日は第1回目だ。

「毎度あり〜♪」スーパーの店長が食材を届けてくれた。まだ週2日スーパーのバイトも続けてる。推し活代も稼がないといけない。

店長が帰り際辺りを見回す。

「忌み地でこういう祝い事するのは良いことなんだけど、気をつけろよ。狙われやすいから。」と意味深に笑って出ていった。

「いい匂いだね〜今日は、最期の入室希望者を連れてきたよ。」夕暮れに照明を飾った屋敷の庭に奥方を支えながら九谷が入ってきた。

「彼がココのポルターガイスト現象の体験者です!

皆、体験談聞きたい人はどうぞ〜♪」と言いながら秋良は肉を焼く。

するとデッキの端にあった椅子が下のコンクリに落ちた…皆、誰もいない場所だったので沈黙する。

「ぼ、ほくがギリギリに置いてたかもしれません。」と言いながら新1年生の子が椅子を拾いに行く。

すると風もないのにパイプ椅子がカタカタと揺れ出す。新1年生はその場で固まる。

「やっぱり…私と九谷君が揃うとダメなのかな?」2人は顔を見合わす。

「ハッハッ♪そんな事ある訳ないじゃん?」もう1人の結構イカツイ子が、デッキを降りて揺れる椅子を担いで戻って来ようとして止まった。

目はデッキの下を見つめている。唇がワナワナと震えだす。

皆も一斉にデッキの下を見る。そこには長い髪の女が地面に這いつくばっていた。

悲鳴が屋敷街に響いた。

やはりマンションや一軒家などリゾート系じゃなく日常系が書きやすいですね。

推理物の豪華列車や孤島や豪華邸宅などのセットに憧れるんですけどね〜

多分、情景描写が苦手なんだと思います。

皆が知ってる良くある風景の方が1行で説明つくし。

皆が良く知ってる昔ながら観光ホテルとかだと書けるかも?

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