夢路の旅〜ゆめのみち〜
__夢、それはひとが本能的に獲得した情報処理能力。
ひとは、ひとびとは夢を夢として切り離し、別として捉えた。
反対に、現実に飽きれば、直ぐに甘い夢を見た______
夢は、そんな勝手なひとびとを許さず、時折り悪夢を見せるようになった。
____しかし、夢は何も悪くないのに、ひとは怒り、夢を見ることをやめた。
それにより、夢は儚く崩れ落ちた。
__それから時が過ぎた現代では、夢など知られてもいない。
ただ、ほんの少しのひとびとを除いて______
‘夢のいばら’
2025/09/26 17:27